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日本スポーツマスターズ[空手道で優勝で優勝! 根橋寛さん(73)=上田市上田原= 「空手は人生そのもの 挑戦続ける」

テーマ:ひと

【優勝し応援席に手を振る】
【上段回し蹴りを決める根橋さん(左)=9月4日・福井県=】

 

 上田市上田原の根橋寛さんはこのほど福井県で開かれた日本スポーツマスターズ大会に出場し、空手道競技男子組手7部(70歳以上)で優勝した。

 7部には全国から40人が参加。
 根橋さんは昨年、決勝で敗れた選手と再度決勝で対戦し、みごと雪辱を果たした。
 「相手を研究して臨み、蹴りを使いながら積極的に攻撃した」と振り返る。

 マスターズ大会は16回目の参加で、優勝は2回目。
 これまでに準優勝2回、3位4回と輝かしい戦績を残す。
 また、国体には選手として9回、監督として3回出場している。

 上伊那郡辰野町出身。
 伊那北高校時代は水泳部に所属し、日本体育大学に進んでから空手を始めた。
 3年でレギュラー入りし、4年ではキャプテンとして活躍。
 卒業して県の高校教員となってからは仲間とともに組織を立ち上げて普及に努め、1985年には空手が高体連の種目となった。

 空手は、沖縄を発祥とする日本の武術。
 組手は1対1で対戦し、決められた攻撃部位を蹴りや突き、打ちで攻撃してポイントを取り合う。
 「短時間で1点に力を集約させる極めが大切」と根橋さん。
 
 故・稲葉恒幸さんが立ち上げた「直心館」を、今年3月に引き継いだ。
 市内で週2回練習しており、教員時代の教え子も子どもを連れてやって来る。
 「空手の競技人口を増やしたい。気合いで腹の底から声を出すから元気になるし礼儀も身につく。多くのメリットがあります」と力を込める。
 「18歳で始めてからずっと、空手から離れたことはほぼない。空手は人生そのもの。体が動く限り挑戦を続けたい」。

 全日本空手道松濤館7段。
 長野県空手道連盟会長、上田市スポーツ協会理事など務める。