上田市武石鳥屋地区で「わら鉄砲」作りが行われる! ★関東や中部地方などの旧暦10月10日の伝統的収穫祭「十日夜」の風習を今も残す。
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◆北原さんの指導


◆わら鉄砲作りの様子


関東や中部地方などの旧暦10月10日の伝統的収穫祭「十日夜」の風習を今も残す上田市武石鳥屋地区で28日、習わしによる「わら鉄砲」作りが行われた。
小学生と保護者約20人が同地区公民館に集まり、長年行事に接してきた北原愛さん(86)の指導でわらを編み上げた。
北原さんはわらも提供。
「自分が子どもの頃は、上の子が下の子に伝えていくというのが当たり前だった。生活様式が変わって昔を知る者が教えるようになり、私も前の指導者から引き継いだ」という。
わら鉄砲作りは、武石小学校鳥屋地区RTA支部(小林初美支部長)が子どもらに風習が継承されるよう支え、毎年行事を前に子どもとわら鉄砲を新調している。
「コロナ禍」の令和2年から昨年までの十日夜は、使えなくなったわら鉄砲だけ新調したり、行事も縮小して行ってきた。
今年は、4年ぶりに通常形であす3日に行う。
小林支部長は「この3年、地区内の道路の広い場所などで行う縮小形だった。4年ぶりの通常開催で子どもの元気な姿を楽しみにしている人も多いので、しっかり行いたい」と話していた。
十日夜は、米の収穫への感謝や、翌年の豊作などを願う行事。
鳥屋では、モグラの害を除くため子どもらが「十日夜の歌」を歌いながら、わら鉄砲を地面に叩きつけて家々を巡る形を残している。



