上田市の信州大学繊維学部とキャンパス周辺の東部地区8自治会などが「連携しよう」初の懇談会を開く! ★災害時の避難場所としての機能が十分に発揮できるように
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上田市常田の信州大学繊維学部(森川英明学部長)とキャンパス周辺の東部地区8自治会などは、このほど初の「懇談会」を、学部内で開いた。
目的は、災害時の避難場所としての機能が十分に発揮できるように連携すること。
繊維学部は、市街地に農場を含み12万㎡を超える広い敷地を有している。
体育館を含む数々の建物やグラウンド、複数の出入口がある。
上田市の各種災害時の指定緊急避難場所や指定避難所になっている。
しかし、キャンパス内を知らないと、どのように避難したらよいか分からないこともある。
そこで、周辺自治体の踏入、泉町、上常田、中常田、下常田、北常田、材木町、常入や上田市消防団第1分団、上田市の防災担当者も交えて「平時から顔の見える関係づくりを行うため」、懇談会を開くことになった。
大学側からは地域減災防災センターの担当者も出席。
森川学部長は「繊維学部は1910年に上田にできて113年が経過、近隣の皆さんに学生や留学生がお世話になり、大学と地域との連携が重要になっている。指定緊急避難場所になっていることを学部内でも認識し、このような会が持てたことは大変重要。有事にキャンパスへ周辺自治会からどのように入るのか、AEDがどこに置かれているかの基本的なことから理解してもらい、今後のコミュニケーションの契機にしたい」とあいさつ。
繊維学部の施設や研究内容、学生が全国から来ている特徴も含めて解説。
地域減災防災センターからは、信大教育学部附属松本小学校が避難所となっている松本市元原町会の「避難所開設初動リーフレット」などの説明もあった。
キャンパスには「オープンベンチャー・イノベーションセンター」も含めると9カ所にAEDがある。
車で進入できる出入口が4カ所。普段は正門の1カ所。
人や自転車が出入りできる狭い出入口が3カ所ある。
説明の後、参加者はキャンパス内を森川学部長の案内で巡り、さまざまな施設も見学。出入口の状態も確認した。
キャンパスを巡った参加者は「災害時に体の不自由な方を連れてくる際、自動車で入る場合、グラウンドは使えるのか」などを質問。
市側から「車で避難する場合が多い。小中学校ではグラウンドを(駐車場で)使用する。開放してもらった後の復旧は市で行う。施設管理者が安心して提供いただけるよう対策を進めている」。
大学側から「小中学校のようにグラウンドがわかりやすく、すぐに入れるようになっていない。障がいの方や高齢者を優先して入ってもらい誘導することになるかもしれない」などの会話があった。
ほか「リーフリットづくり」を希望する自治会もあった。
懇談会は今後も行う方針。



