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上田の清明小学校の児童が「自分たちが育てた蚕が作った繭」で「角真綿作り」と「ランプシェード」の制作に挑戦!

テーマ:上田市ニュース

◆繭を引き伸ばして角真綿を作る

【「世界に1つだけ」のランプシェード作り】

 上田市大手、市立清明小学校4年2組の24人は12日、自分たちが育てた蚕が作った繭で「角真綿作り」と「ランプシェード」の制作に挑戦した。

 6月に同市常田の「上田蚕種(株)」から蚕の卵を譲り受け、300頭の蚕の飼育に取り組んだ。
 学校敷地内にある桑の木の葉を与え、体長2㎜ほどの蚕が脱皮を繰り返しながら成長する観察を続けた。
蚕は、1カ月ほどでトイレットペーパーの芯に繭を作ったという。

 この日の講師は「蚕都上田」の繭の文化と歴史を伝えようと活動する信州上田繭クラブ「繭友」の会員7人。
 児童は会員に教わりながら、煮た繭の中から「サナギ」と「脱皮殻」を取り出し四角い木の枠に引き伸ばして角真綿を作った。
 その後は繭友があらかじめ処理した真綿を広げて風船に張り付け「ランプシェード」を完成させた。

 洪ヘリンさんは「真綿はすごく伸びてふっくらモフモフしていて気持ちいい。ランプシェードは家の玄関など一番目立つ所に置きたい」と満足げ。

 渡辺晟伍さんは「角真綿を作る時に繭があんなに伸びるとは思わなかった。広げたら隙間ができて大変だったけど、できあがりが楽しみです」。

 山浦遼大(はると)さんは「蚕は初めは黒くて小さかったけど、どんどん大きくなった。触るとプニプニして気持ち良かったし、首を8の字に動かして繭を作っているのを見て頑張っているなあと思った」。

 滝澤英人さんは「繭をカッターで切って中を確認するとサナギが出てきてウニウニ動いていたのがすごく印象に残った。蚕の世話は大変だったけど、蚕に耳を近づけるとパリパリ音をさせて桑を食べていた」と目を輝かせた。

 児童は、市内にある上田紬の工房や信州大学繊維学部、笠原工業の旧常田館製糸場なども見学して養蚕や製糸などについて理解を深めた。

 繭友の堀美砂子代表は「子どもたちは楽しそうに体験してくれた。大人になっても上田が蚕の町だということを思い出して次の世代に伝えていってほしい」と期待する。