小諸市でパンを製造販売する「麦香炉」が世界大会で”3年連続の金賞”を受賞! ★イタリアで開催された伝統的なパン「パネットーネ」
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小諸市御影新田でパンを製造販売する「麦香炉」は先月、イタリアで開催された伝統的なパン「パネットーネ」の世界大会で”3年連続の金賞”を受賞した。
大会は「イタリア大統領公認FIPGC」主催。
同店は2016年にオープンし、水上浩二さんと聡美さん夫妻が営んでいる。
一昨年から、この大会にパネットーネを出品。
一昨年は、クラシック部門。
昨年は、イノベーション部門。
今年は、サラト部門で金賞を受賞した。
パネットーネはミラノ発祥で、ドライフフルーツなどが入ったドーム型のパン。
日本では知名度が低いが、イタリアではクリスマスの約1カ月前から食事やおやつで食べる習慣があり、なじみが深い。
同店が今回出品したパネットーネは3層構造で、トマト、ゴルゴンゾーラとクルミ、ホウレンソウとサラミの層でできている。
昨年、出品したパネットーネに「トマトのフルーティーさを出して口どけの良さを追求するなどのブラッシュアップを加えて完成させた。
また、デザインにも力を入れた。
表面には、舞妓、懐古園、鶴、浅間山を描き、日本らしさと小諸らしさを演出。
パンの装飾には、イタリアカラーや着物、梅をモチーフとした和紙の包装を使用。この包装は、長和町の立岩和紙を使い、独自に制作した。
これらが好評で、大会の公式SNSでも取り上げられた。
同大会への出品のきっかけは、マエストロの資格を所持し食品開発のアドバイザーなどを務めるマルコ・パオロ・モリナーリさん。
水上夫妻は、仕事を通じてマルコさんと知り合い、その際に出品を薦められたという。
その後、マルコさんの指導でパネットーネ作りを開始。
このパン作りは工程が長く、1回作るのに3、4日かかるという。
さらに、どの工程でもミスが許されないなど、作るのが難しいが、試作を重ねて完成させた。
聡美さんは「店では、今回出品したものと同じ味のパネットーネを通年で販売しているので、本場の味を楽しんでもらえると思う。他のイタリア料理に親しんでもらうきっかけにもなればうれしい」。
浩二さんは「自分の中で、ご飯(白米)よりおいしいと思えるパンを作ることが目標。この大会では金賞とはいえ、優勝にあたる最高金賞が取れなかったので、また頑張りたい」と話していた。
店の住所は、御影新田2724―3。
営業時間は、午前10時から午後6時頃まで。
木曜定休。
(電話)0267・41・6946



