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上田市の信州大学繊維学部の次期学部長に、学長補佐で評議員の村上泰・繊維学部教授(61)が就任すると発表!

テーマ:上田市ニュース

【会見する村上教授】

 上田市常田の信州大学繊維学部は25日、森川英明学部長の任期満了に伴う次期学部長に、学長補佐で評議員の村上泰・繊維学部教授(61)が就任すると発表した。
 任期は来年4月から令和9年3月末までの3年間。

 「繊維学部長(繊維学系長)」の選考は21日に選挙会を行い、村上教授が有効投票数の過半数の信任を得て、繊維学系長教授会で候補者として決定。翌日、学長面談を行い承認された。

 村上教授は名古屋市出身。
 研究分野は触媒化学、無機材料化学、電気化学。
 東京工業大学大学院で工学博士、信大繊維学部には平成5年4月から講師、2019年に教授。
 世界に発信する産学連携を行い、産学官連携室長を務める。
 就職支援室長としても活躍。
 世界的に求められる「循環型社会の実現」に力を入れている。

 村上教授は「繊維学部の発展で今の私がある。繊維学部に恩返ししたい」と学部長に立候補した。
 「日本の繊維の中核企業や、ドイツ、香港、フィンランドとも連携して、循環型社会に必要な新しい技術を開発してきた。日本の繊維4検査機関と連携して、繊維産業におけるLCA人材育成共同研究講座を開設して、アパレル企業が二酸化炭素を削減していく際に定量的に示せる仕組みを構築して実装しようとしている。このような経験を通して、日本で唯一の繊維学部として、世界の繊維分野に貢献できる存在であり続けたい。皆さんと一緒に循環型社会を築きたい。繊維学部の教職員や学生が、将来に向かって自分自身で考えて行動する、自走する活気ある組織にしたい」と抱負を語った。

 「繊維系の中核企業との協定による教育の推進」「学力以外も評価する入試の導入」「上田市内の大学との連携」を進めるとしている。

 上田市に住んで30年、塩田の文化財に関心が高く、空き家がうまく活用され若者の力で新しい文化が生まれていると感じている。