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防災パンフレット「災害に備えて 自分の身は自分で守る」を作成! ★上田市の北部地区まちづくり協議会の安全・防災部会

テーマ:上田市ニュース

【作成した防災パンフ。山岸さん(左)と内久根さん(右)】

 上田市の住民自治組織で北部地区まちづくり協議会の安全・防災部会は、防災パンフレット「災害に備えて 自分の身は自分で守る」を作成した。
 先月、エリア内12自治会の加入全世帯3400世帯余に配布。
 未配布世帯で、希望する世帯にも配布している。

 北部地区は上川原柳町、下川原柳町、愛宕町、鍛冶町、上鍛冶町、上房山、下房山、柳町、新田、山口、上紺屋町、蛇沢がエリア。
 
 過去に水害が発生している矢出沢川などや斜面崩落や土石流などのリスクがある地区。
 「防災パンフレット作成」の契機は、令和3年度に北部地区まちづくり協議会が発足する前から。
・小規模自治会では自主防災組織の活動ができないこと。
・5つの自治会で自治会館や公会堂が耐震基準から一次避難所として利用できないこと。

 災害時要援護者制度を取り入れていない自治会が多く、災害時の共助力に課題があった。
 さらに、アンケートから災害発生の危険度を多く割合で意識している。
 一方で、災害に対する備えで懐中電灯やラジオ、飲料水の備蓄をしているのは2割程度。
食料品の備蓄や消火器の設置しているのは1割程度。
家具の転倒防止や避難ルートの確認などしているのは1割に満たないー現状が明らかになった。

 安全・防災部会の前部会長の山岸保博さんと、現部会長の内久根優さんは、災害が起きるリスクが高まっていることを感じながら、備えを行っている世帯が少ない傾向がある。
災害への備えを日頃の生活の中に取り入れる必要性がある。
「自分の身の安全確保する自助力強化」に向けた取り組みとして、防災パンフレットを作成したという。
 偶然にも能登半島地震が発生し、地震からの火災のリスクを感じている。

 本格的な作成は昨年行い、上田市や防災士などからのアドバイスを得た。
 
 まずは読んでもらえる工夫として、表題にインパクトのある「自分の身は自分で守る」の言葉や、上田市で発生した災害時の写真などを掲載。
 地震から身を守る行動や木造住宅密集エリアもあることから、火災を起こさないための「感震ブレーカーの設置呼びかけ」「家具の固定」などを分かりやすく紹介。
 洪水や土砂災害などから身を守る内容や日頃からの備え、避難行動のポイント、情報の入手方法なども記載した。

 避難行動計画「マイタイムライン」作成では、上田市が全戸配布したハザードマップとリンクさせてハザードマップも見てもらえるように生かす内容。
家族などの連絡先の記載だけでなく「避難ともだち」を記載する欄も設けている。

 今後、各世帯配布したものとは別に「子ども向けの防災パンフ」も作成する予定だ。