「ヤマンバの木」の関係の組織などでつくる実行委員会が「やまもりフェスタ」を開く! ★上田市の上田女子短期大学附属幼稚園「裏山)」にあった樹齢約220年の「ヤマンバの木」が「伐採から30周年」を迎えた。
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記念行事で行われた引継ぎ式】】




上田市下之郷の上田女子短期大学附属幼稚園「裏山(唐臼山)」にあった樹齢約220年のカラマツ「ヤマンバの木」が、6月3日に「伐採から30周年」を迎えた。
ヤマンバの木の関係の組織などでつくる実行委員会は「やまもりフェスタ」を裏山や同園で開き「記念行事」などを行った。
実行委構成組織などの活動の場となる裏山で、多くの人と一緒にさらに山を盛り上げ、守り、味わうイベントとして企画した。
★構成組織は
・ヤマンバの木伐採と同年に発足し自然保護や文化活動を展開する「ヤマンバの会」。
・裏山を学習の場としている「上田女子短期大学」と「同園」。
・「同園サポーターなないろ」。
・各関係機関が連携して取り組む「やまんばの森プロジェクト」チーム。
記念行事は、裏山の山頂に残っているヤマンバの木の切り株の前で実施。
同会や同短大、同園と保護者、地元住民らが集まった。
冒頭でヤマンバの会の加藤千砂人会長は「一概に自然を大事にすると言ってもやり方はたくさんある。生命がどのようにそれぞれの可能性をもって花開くのか、まだまだ私たちは学び行動を起こさなければならないと思う」となど話し、参加者とスピリットに向けてあいさつした。
引継ぎ式で、同会は保管していたヤマンバの輪切りの円盤を同園と同短大に寄贈するとともに、これまで同会が管理していた切り株を返還。
同会事務局長の村山隆さんから目録を受け取った、新増由香同園長は「円盤は、子どもたちから使い方のアイデアも上がっているので、一緒に考えていきたい」。
この後、ヤマンバの木を題材とした「ヤマンバの歌」のコカリナ演奏と合唱を実施。
曲の作者で同会顧問の黒坂正文さんの演奏で、同園児が「ヤマンバの松の木よ風になれ、風になってトンボ達を守っておくれ」などと歌声を響かせた。
また、切り株を守る東屋建設の発起宣言を行った。
切り株はこれまで、ビニールを被せて保存していたが、今後は屋根で保存していく計画という。
また、ベンチやツリーハウスを設ける案もあるという。
村山さんは「この場所を、地域、市民、教育機関などの連携広場になれば」と話していた。
坂城町の林榮子さんは、夫で2014年に亡くなった・森仁志さ遺影を持って記念行事に参加。
森さんは村山さんらと共に幼少時からこの裏山に親しみ、同会の活動の原点ともいえる人物の一人だという。
「主人は来ることができないが、『来たいと思っているからきっと喜んでもらえる』と誘っていただいた。満足していると思う」などと話した。
記念行事終了後は同園遊戯室でフォーラムを実施。
初めに村山さんが、ヤマンバの木とヤマンバの会の歴史、この木伐採を起点とした活動を振り返った。
あわせて「古来より神聖な場」「子どもたちの遊びの場」「協働労働・村祭での共同意識形成の場」といった、地域住民にとっての8つの存在意義について語った。
また、新増園長は裏山の現在として「やまんばの森プロジェクト」などついて説明した。
プロジェクトは、2022年に始まった。
裏山整備、裏山に関して知る会、四季折々の活動を展開。
目的は裏山を広いエリアで遊べる場所に整備し、保護者や地域の人が主体的に関われる仕組みづくり。
フォーラムの最後には「裏山の今後を語るパネルディスカッション」があった。
このほかフェスタでは、ロープワーク、ネイチャークラフト、森林浴、裏山焚火カフェなど里山を楽しむイベントが行われにぎわった。



