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「サウナケーション サミット The First」が上田市のサウナ施設「hyva sauna(ヒュバサウナ)」で開かれる!

テーマ:上田市ニュース

【「いち、に、サウナ―」でスタート】
【サウナで交流会。サウナの中や横になりながら会話が弾む】
【講演する早坂教授】

 「サウナケーション サミット The First」が、このほど上田市秋和のサウナ施設「hyva sauna(ヒュバサウナ)」で開かれた。
 サウナを通したコミュニケーション。
 産業振興やまちづくりに役立てようと、上田市の企業や行政関係者ら15企業、団体から約30人が参加した。

 疲労回復、ストレス解消など「ととのう」でブームとなっているサウナは、事業所内外のコミュニケーションツールにもなり、職場から少し離れてリラックスした雰囲気で行うオフサイトミーティング「マイクロワーケーション」として活用できることから、「サウナケーション」の言葉が上田市から生まれている。

 事業所内に「サウナ部」をつくる動きが広がっており、信州上田観光協会のウェブサイト「うえだトリップなび」でも特集記事が紹介されている。その中で、サウナケーションのメリットとして
 ▽社員間のコミュニケーションが活性化する
 ▽企業の福利厚生やウェルビーイングの取り組みとして活用できる
 ▽新しいアイデアやイノベーション創出
 ▽企業研修に活用
 ▽離職を防ぐ効果
 ▽企業イメージの向上
 ▽企業間の社交ーなどを上げている。

 信頼関係を築きやすいサウナを生かし、「きょうサウナ行きませんか」で部署の枠を超えた相談もしやすくなるという。

 初のサミットは、ASPINA・シナノケンシ(株)のサウナ部、寺尾雄二郎さんを実行委員長に、上田市役所商工課の伊藤正道さん、ヒュバサウナの宮尾英城さんらの「信州サウナ同盟」が協力して開催。

 サウナ部が事業所にある5企業・団体を含め上田市内外の企業が集まった。

 寺尾さんは「社内でサウナ部をつくって1年、活動する中でサウナがコミュニケーションツールとして非常に有効なことが分かってきた。もっと他の企業でもできることで、企業同士のつながりができ、長期的には産業振興に役立つのではないかと思う。サウナを通して地域を活性化したい。今回はサウナ部のある企業、これから立ち上げる企業の皆さんが参加した。講演で学びながら、一緒にサウナで交流し、地域の企業に広げたい」と話す。

 サミット開始で伊藤さんが「単にサウナ好きの集まりではなく、サウナが事業活動でいかに有効かを探究したい。ここでの学びを職場で報告してもらいたい」とあいさつした。
 参加者全員で「いち、に、サウナ―」の掛け声でスタートから盛り上がった。

 学びでは、長野大学の早坂淳教授が、社会学、心理学、教育学、哲学を交えて「サウナと幸せ」として講演。

 早坂教授は、自らの20年以上のサウナ歴を紹介しながら、長野大への勤務で上田に来た際に、諦めていた良いサウナが、会場のヒュバサウナとの出会いで「とても幸せになった」と語った。

 講演では、心身とも満たされて幸せなウェルビーイングを取り巻く長野県や世界の動きを紹介、皆が幸せになるための必要条件として「つながり」「有用感(似た感覚として達成感)」
 「自律」の3つをあげ、別々の活動をしているが同じ目標を持つ人とのつながり、新しいことをしてみる、新しいコミュニティに飛び込むことが必要で、そのためにはサウナが役立つとした。

 実行委員会では、県外からの参加者もおり、初開催で良い手応えが得られたことから、今後も継続して開催を行いたいとしている。 企業で、社内の人材育成、企業価値を高める研修・ワーケーションとしてサウナを活用したい場合の相談は、上田市商工課で受けている。
 ワーケーション補助金も活用できるという。
 まだ、国内では趣味として見られるサウナだが、今後は社会に有用で必要とされるよう「認知度を高める取り組み」を、徐々に行う方針だ。