「水道18・5%」「下水11・7%」引き上げ。◆持続可能な施設のため資産維持費を加味。★上田市上下水道審議会が上田市に答申。
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上田市上下水道審議会は6日、4月に諮問を受けた水道料金と下水道・農業集落排水施設の使用料に対して「水道を18・5%、下水を11・7%それぞれ引き上げる答申」を、土屋陽一市長に行った。
上下水道の料金・使用料は、4年ごと見直している。
今回は、来年度から令和10年度までを期間とし「持続可能な上下水道の施設にするための財源確保」で、適正な「資産維持費」を含む料金改定が審議された。
資産維持費は、建物や構造物、機械などの償却資産額に、資産維持率をかけたもので、資産維持率3%が標準とされるが、3%では4割を超える大幅な値上げになるため、1%にした改定率とした。
答申された水道料金は、基本料金と水量料金ともに「一律18・5%の値上げ」。
◆月の基本料金は量水器口径
13mmの712円から844円で132円増
20mmの1853円から2196円で343円増
25mmの3289円から3897円で608円増
30mmの5922円から7018円で1096円増など。
水量料金は。口径などにより差があり、1立方メートルにつき「11円から34円の増額」。
下水道使用料では月の基本料金が、1287円から1438円で151円増。
水量料金は1立方メートル以上10立方メートル以下、11立方メートル以上30立方メートル以下などの量によって差があり「増額は1立方メートルにつき9円から24円」。
真田地域自治センターで行った答申では、渡辺ゆかり会長、内川伸生副会長が出席し、土屋市長に答申書を手渡した。
渡辺会長は答申の附帯意見として「市民生活への影響を考慮し、資産維持率を1%とした料金改定となっているが、将来にわたり安定した経営を確保するには不足すると考えられる。次回改定時には、2%を目安とする資産維持費を算入した料金改定を目指して」とした。
★要望事項として
▽料金改定実施の際は、積極的な情報公開、十分な周知を図る
▽次世代のためにも老朽化対策と地震対策に取り組む
▽経営の効率化に取り組み、内部留保資金を注視しながら、健全経営に努める
▽事故や異常に迅速対応できる体制整備、災害時の早期復旧のため、人材育成や関係団体との連携強化
▽担い手不足が指摘されており、計画的な採用、人材育成、DX化に努める-を盛り込んだ。
土屋市長は審議に対して礼を述べながら「答申を踏まえて事業運営を進め、引き続き安心安全な水を供給し、快適な生活環境を提供できるよう努める」とした。



