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ARECが、企業の新卒採用と大学の就職支援をマッチングさせる「大学と長野県企業との情報交換会in長野」を上田市で開く!

テーマ:上田市ニュース

【互いにPRした情報交換会】
【事前の企業プレゼンテーション】

 東信州次世代産業振興協議会、浅間リサーチエクステンションセンター(AREC)は、企業の新卒採用と大学の就職支援をマッチングさせる「大学と長野県企業との情報交換会in長野」を今年も上田市の信州大学繊維学部で開いた。
 翌日には「企業見学」も行った。

 少子高齢など社会状況から、県内企業では新卒者採用が難しい状況が続きいている。
一方で大学側は長野県内へのUターン、Iターンなどで就職を希望する学生も一定数いる。
このようなことから、企業の採用担当と大学の就職担当者との出会いの場をつくることで、学生に企業情報を伝えてもらい、採用につなげるための情報交換会を、毎年続けている。
 この情報交換会が契機で採用に結び付いた成果も出ており、両者から高い評価を得ているという。

 大学は、長野県内や首都圏など25の大学が参加。
 企業は上田市や東御市、小諸市、佐久市、長和町、坂城町などに事業所のある25企業、団体が参加。
 イメージとして理系と思われる企業でも採用予定に「文理不問」とする動きがある。
賃金アップの波から大卒初任給で25万円以上や、福利厚生でスキー場無料、副業可能などを提示する企業もある。

 開会前から各企業のプレゼンテーションがあり、ASPINA・シナノケンシ(株)、エプソンアヴァシス(株)、山洋電気(株)、(株)竹内製作所、長野計器(株)、(株)ミマキエンジニアリングが、企業紹介や採用などについて1社5分で紹介。

 業界で高いシェアや高い技術力があっても「企業間の取り引きが中心で、一般消費者が直接購入するケースがないことから」、学生に知られていないことに苦慮している様子がうかがえた。

 開会でARECの岡田基幸センター長が「2012年に1回目を行い、16回目の情報交換会。会を重ねる中で工夫もしており、昨年から希望する大学のみなさんに翌日の企業見学を行い、今年は事前プレゼンを行った。現在は学生の売り手市場。最近の特徴として、技術者不足で理系人材を求める動きから、自社で育てる方針から文理問わず採用する動きがあり、移住者からの相談も出ている。第二新卒からの相談でもサポートしている」とあいさつ。

 今回の情報交換会は、全員が面談できるよう、大学側の座席に企業側が6分間隔で巡る方式で行った。
 各テーブルでは、名刺交換から互いの現状などを語り、大学側に自社のPRを熱心にする様子が見られた。

 上田市内企業の人事課・採用担当者は「普段、一斉に多くの大学と話す機会はないので、非常に良い機会。各大学とのつながりも強化でき、大学内で行う企業紹介の場に参加できる」と話していた。