「加舎白雄顕234回忌 全国俳句大会」が上田市の大輪寺で開かれる!
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加舎白雄顕彰保存会は、このほど「加舎白雄顕234回忌 全国俳句大会」を上田市中央北の大輪寺で開いた。
同会は、上田藩士加舎家次男で江戸時代後期に活躍した俳人加舎白雄(1738─1791)の、清貧で俗欲のない生き方に共感した人が集り、その俳業を顕彰している。
同大会は毎年、加舎白雄を広く周知し、末永く業績を語り継ごうと開催。
長野県俳人協会の協賛や、上田市や企業・組織などの後援で実施している。
今回大会の投句者は117人で、投句総数は582句。
昨年度は159人、691句。
各選者の特選句を対象に各賞を選出し、受賞を表彰した。
あわせて、子どもたちにも俳句に親しんでもらおうと「小中学生」からも句を募集。
今年で22回目となり、11校から640句が集まった。
また、大会当日句も募集し、各選者が特選などを選んだ。
最高賞の加舎白雄顕彰保存会賞は、上田市の田中和子さが初受賞。
受賞作品は「地下壕の鉄柵に垂る雪解水」。
「雪解けの季節に戦争遺跡を訪問し、あらためて平和を願う気持ちを強くもった。その時の目にした光景を詠んだ」と話していた。
★このほか、主な募集区入選作品は次の通り(敬称略)
▽長野県俳人協会賞、点滴の管に絡まれ春寒し(佐久市・土屋郷志)
▽上田市長賞、生きること試されてゐる酷暑かな(宮城県・菊地美紀)
▽上田商工会議所会頭賞、野蒜摘み晩に友来て酒を酌む(小諸市・小泉)
▽信濃毎日新聞社賞、草笛を吹いてはダムの底語る(神奈川県・高梨裕)
▽加舎白雄顕彰保存会会長賞、夏雲や少年嗚咽憚らず(長野市・松下勝昭)
ほか白雄賞3句。選者9人はそれぞれ、特選、秀逸、入選を選出。
★当日句の特選は次の通り(敬称略)。
▽墓所晴れて馳走のやうな檪の実(佐久穂町・上村敦子)
▽しめやかな羽音水音白雄の忌(上田市・田中和子)
▽秋手入終へ風の空鳥の空(千曲市・柳沢美恵子)
▽白雄忌や遠くの山も良く見ゆる(上田市・清水ゆき子)
▽梵鐘の笛の天女に秋日泌む(上田市・田中和子)
▽向きも長さもそろひて並ぶ棚田稲架(上田市・海野良三)



