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「冬の観光客安全対策連絡会議」 ★スキー場リフト老朽化 更新への補助が課題に! ☆「冬の観光客安全対策連絡会議」が上田市の長野県上田合同庁舎で開かれる

テーマ:上田市ニュース


【冬の観光客安全対策連絡会議 】

 冬の観光シーズンを前に「冬の観光客安全対策連絡会議」が長野県上田合同庁舎で開かれた。
 「上小地区のスキー場や雪山などの安全対策を確認するため」関係者が集まった。

 会議には、上小地域の観光関係者、スキー場リフトの索道事業者、警察、消防、行政機関が集まった。
 先シーズンまでの状況から、今シーズンに向けた課題を共有し、安全対策を推進する会議。

 事故や遭難などの対策を中心に話し合われるが、今回は各スキー場から「安全のための索道施設、リフトの更新」について、整備に向けて「利用できる補助金を要望」する声が強く出た。

 各スキー場では、索道施設、降雪設備の老朽化が進んでいる
そのため、毎年、多額の修繕費が必要。
更新のための費用捻出に苦慮し、さらに索道技術者の高齢化で人材不足も課題になっている。
 「リフトを止めざるを得ない事態が生じる窮状」を訴える声があった。

 地域振興局からは、県であっても高額になる索道施設の更新への補助は難しいとして、国に対して補助制度の創設を要望するとした。

 また、既存の国の支援メニュー「国際競争力の高いスノーリゾート形成促進事業」(令和6年度予算額175億円)を紹介。
 これは「観光地域づくり法人(DMO)」などを中心に関係者で策定する「国際競争力の高いスノーリゾート形成計画」に対して支援するもの。
スキー場のインフラ整備に利用できる。
令和5年度に県内では、志賀高原、白馬、白樺高原が支援対象地域となっている。

 スキー場振興として、上小地域のスキー場には、訪日外国人のインバウンドの利用が多くない。
 国全体では過去最高を更新している状況が生かされていないが、具体的な対応が進んでいないことが課題となっている。

 事故の状況では、スキー場の利用客が「コロナ禍」から回復して増加していることもある。
ゲレンデ内の事故は、昨シーズンは一昨年のシーズンよりも「人との衝突」「単独での転倒」などが「増加(緊急搬送になった事故は減少)」。

 冬期の山岳遭難では昨シーズンはゼロ。
 ただし、菅平高原から根子岳に入山して下山で迷い、須坂市で救助された事案が1件1人あった。
 過去3年では、令和4年度が上田市長の山林と虚空蔵山の2件で2人、令和3年度が四阿山の1件で2人の遭難が発生している。