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上田市の信州大学繊維学部が「ふらっと試作工房」を設置! ☆地元企業や大学などが「最先端のレーザー加工技術」を体験できる

テーマ:上田市ニュース

【短パルスレーザー加工装置について説明する山口教授】

 上田市常田の信州大学繊維学部は「ふらっと試作工房」を構内の「ファイバーイノベーション・インキュベーター(Fii)」に設置した。
 同工房は、地元企業や大学などが最先端のレーザー加工技術を体験できる。

 同学部の山口昌樹教授(61)が開発した「短パルスレーザー加工装置」を企業の研究者や学生に開放し、研究開発や実用化を支援する。
 座学や製作実習を行う5日間の「教育プログラム」も随時開講していく計画だ。

 短パルスレーザー加工装置は、金属や樹脂などの表面にレーザー加工をし、微細な凹凸を付けることで抗菌や撥水などの表面機能を付与する。
従来のようなケミカル処理でなく、物理的に加工するため脱炭素化に貢献すると期待される。

 山口教授は「どんな材料も加工でき、低エネルギーでスピードが速く、音が静かでクリーンな技術。新しい技術を学べる場として、若い人が長野の地で活躍できる一助になればうれしい。我々は専門知識を提供していくので、まずは門を叩いてほしい」と呼びかける。

 工房を見学した千曲市の(株)ミスズ専務、宮川卓也さん(40)は「プレス金型のパーツなどを製造しており、表面の改質が大事になってきているのでとても参考になった」と話していた。

 ふらっと試作工房は同大と上田市との包括連携協定に基づく先端技術教育プログラム運営事業の一環。企業版ふるさと納税を活用した。
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