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上田市立信濃国分寺資料館が「蘇民将来符のできるまで」と題した企画展を開催中! ☆あす7日から8日にかけて「蘇民将来符」を頒布する信濃国分寺の「八日堂縁日」にあわせて企画。 ☆3月2日まで

テーマ:上田市ニュース

【蘇民将来符を製作する道具などを紹介した企画展】
【蘇民包丁などが並ぶ】
【「八日堂縁日図」】
【最大級の蘇民将来符】
【命の緒】
【牛頭天王之祭文】

 上田市国分の市立信濃国分寺資料館は「蘇民将来符のできるまで」と題した「企画展」を開いている。
 あす7日から8日にかけて「蘇民将来符」を頒布する信濃国分寺の「八日堂縁日」にあわせて企画した。

 蘇民信仰は大陸から伝来した民俗信仰で「蘇民将来子孫人也」と書かれた護符を持つ者が災厄を免れ、子孫も富み栄えたという説話に基づく。
 「上田市八日堂の蘇民将来符頒布習俗」は国の選択無形文化財に指定されている。

 今展では、信濃国分寺の檀徒らからなる「蘇民講」の人たちが手がける「蘇民将来符の製作過程」を写真パネルや道具類などで紹介。
 材料となるドロヤナギを削る「蘇民包丁」や、曲がったドロヤナギの枝から製作する際に使った特注品の「反りガンナ」などを並べた。

 模様のいわれについては「めかい」は、たくさんの目で悪鬼を近づけない、「ひげこ」は悪鬼や邪神を威嚇し追い払うなどと説明。

 江戸時代中ごろの八日堂縁日の様子を描いた「八日堂縁日図」(信濃国分寺所蔵)は武士や易者、乞食など363人の人が描かれており当時の民衆のありさまを伝える。

 文明12(1480)年に書写された「牛頭天王之祭文」(信濃国分寺所蔵)は年代の分かるものとしては最古の資料。
 「延暦十年」(791年)と墨書のある木管とともに京都府の長岡京跡から出土した「日本最古の蘇民将来符」は、写真で展示した。

 主任学芸員の滝澤正幸さん(63)は「蘇民将来符作りを守り続けてきた人たちに思いを馳せていただきたい。蘇民講は減ってきているが、将来にわたって伝えていくべき伝統文化だと再認識する機会にしたい」と話す。

 3月2日まで。
 展示時間は午前9時から午後5時まで。
 八日堂信濃国分寺の大縁日の、あす7日は午後9時まで開館する。
 水曜日休館。
 入館料一般250円。
 (電話)0268・27・8706(同館)