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<トップインタビュー>2025 日誠イーティーシー=上田市上塩尻= 代表取締役会長 西澤誠氏(77)「5年後、創立50周年」

テーマ:上田市ニュース

 車載、半導体関連、家電等に使用されるモーター・コイルの製造を手がける上田市上塩尻に本社を置く(株)日誠イーティーシー。
1980(昭和55)年創業から45年。新たな分野に果敢に挑戦し、成長を続ける。
 創業者で代表取締役会長を努める西澤誠氏(77)に仕事にかける情熱と意気込みを聞いた。
 
 -経営理念
 ポリシーは「安心の2文字を製品に付けて」。社名のETCのEはエデュケーション(共育)、Tはテクニック(技術)、Cはコンプライアンス(健全経営)。

 -今後の展望と課題
 〈新規事業の取り組み〉
 現在、Al機能を搭載した外観検査システム機の開発に取り組んでいる。設計から製作までを社内で行い、試運転までこぎつけた。治工具、生産設備も治工具部で内製しているが、これにより短納期化が実現でき、受注獲得に好結果となっている。
 難易度の高い開発試作案件も長年培った経験を生かし、発想の転換を行い、治具等に反映。より高度な製品づくりに挑戦し、特色ある会社を作っていく。
 〈人材難の対応〉
 人口減少から必ずやってくる人材難。「弊社で働きたい」と思ってもらえる、そんな会社を創り上げていかなければ生き残りはできないと考える。
 そのために前本社、上田市の吉田工場の近隣の地権者にご協力いただき、約5300㎡の土地を確保。モデル工場のような清潔感ある充実した工場にし、人材の確保に努めたい。

 -創業50周年に向かって
 5年後、創業50周年を迎える。売上高8億円の目標を設定。
 製造業を取り巻く環境は今後一段と厳しさを増すものと思う。10年に1度は何らかの大不況の波が必ず押し寄せてくる。社会、世の中から必要とされる企業は永遠に生き残れる。従業員の思いと努力、協力で存在意義のある会社にしていきたい。

 ◇  ◇

 令和5年10月、西津浩一氏が同社の代表取締役社長に就任した。
順調に後継でき、従業員の平均年齢が47歳と低いことを新規取引先にPRして積極的な営業をしている。
 〈抱負〉
 10年20年先までの展望をしっかりと描き、常に謙虚で高い志を持って工場経営に当たり、近隣の皆さんに愛される良き会社になれるよう力を尽くしたい。
 好きな言葉は「逆境は最大のチャンス」。好きな人物は坂本龍馬。趣味はカラオケ、油絵、野球観戦、海外旅行。

■資本金 1000万円
■売上高 6億2千万円
■従業員 45人