上田市真田町で「ねじとわら馬引き」があった! ☆戸沢地区に伝わる初午行事、国選択無形民族文化財
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◆道祖神でねじを供え、子どもの健康を願って手を合わせる


上田市真田町の戸沢地区に伝わる初午行事、国選択無形民族文化財の「ねじとわら馬引き」が、9日あった。
就学前の幼い子どもらが「ねじ」を背負わせた高さ60cmほどの「わら馬」を木の台車に乗せて、自宅から地域の守り神である「道祖神」まで引いてきた。
「ねじ」は餡入りの「しんこ細工」。
赤や青、黄色に染めた米粉を使って野菜や果物、花、動物などの形に整えたもの。
前日、家族で作り、重箱などに入れて持参。
道祖神に供えると子どもの無病息災を願ってお参りした。
コロナ禍前までは他の家のねじと交換し合ったが、現在は道祖神に備え、持ち帰っている。
お参りをしてきた「わら馬」は、天馬となって災いを背負って空に駆け上って行くと言われているため屋根に放り投げた。
4歳の吉本有織ちゃんは、母親の由樹さん、兄弟とともにわら馬を引いて道祖神にやってきた。
由樹さんは、この地区で生まれ育った。
「子どもの時にやってもらったのでわが子たちにも続けている」。
5歳の山崎朔ちゃんは、父親の淳一さんと一緒に朔ちゃんの祖父が作ったわら馬を引いてやってきた。
「ねじは前日、家族皆で、つくった」と話していた。



