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別所線活性化協議会! ☆増便に効果、好評の声。 ☆千曲川橋梁で橋脚補強、踏切で手動の遮断棒導入へ

テーマ:上田市ニュース

【別所線活性化協議会】
【橋脚補強工事が予定されいる千曲川橋梁】

 上田市の別所線活性化協議会は、別所温泉あいそめの湯で会合を開いた。
 「別所線の安全対策」「脱炭素先行地域」などの報告。
 今年度も「マイレールチケット」の販売の継続や学生と連携した「ワーキング会議の開催」「関連団体と連携した事業」などを決めた。

 同協議会は、活性化イベントを行っていた「別所線電車存続期成同盟会」と、国の補助金計画の審議を行っていた「別所線再生支援協議会」を統合し、令和4年に設立。
 別所線のハード・ソフト施策を一体的に推進するための法定協議会。

 冒頭で小相澤隆幸副市長と山本修上田電鉄社長があいさつし、別所線の利用が令和元年の台風災害以前のレベルにはまだ戻っていないものの、3月のダイヤ改正で平日運行数を56本から78本に大幅増便したことで、早くも乗車人員が増加している成果に触れた。
 委員からも大幅増便を評価する声があった。

 令和6年度の安全輸送の整備報告では、731本のコンクリート枕木化、路盤の硬質化改良、八木沢と別所温泉間の2カ所で踏切保安設備更新、車両定期検査などを行い、事業費は1億4900万円余。
 乗車券のキャッシュレス化で「Ticket QR」の利用率は、全体の20から25%に増加。 

 別所線を地域で発電した電力で運行する脱炭素先行地域の取り組み状況の説明もあった。
 別所線沿線地区で7年度中に戸建住宅130軒、民間施設14施設、公共施設1施設への太陽光発電や蓄電池の導入などを進め、小売電気事業で10月頃に電力供給開始するとした。

 令和7年度事業では、長野大学や上田短期大学の学生などと連携したワーキング会議、利用促進グッズやイベントグッズの制作、ふるさと納税キャンペーン、SNSを活用したイベントなどの情報発信などを行うことを決めた。

 令和7年度の安全輸送の整備事業では、千曲川橋梁の橋脚1カ所の補強工事や、踏切遮断機や警報機が設置されていない第4種踏切の安全対策で、通行者が自分で遮断棒を操作する簡易ゲートを1カ所に設置する。

 千曲川橋梁工事については、インフラツーリズムにもつながるため、現場見学を要望する意見があり、前向きに検討するとの回答があった。