「友好交流協定」を結ぶ横浜市中区の永井由香区長と嬬恋村の熊川栄村長の「初面談」に上田市からも、ゆかりの団体が同行! ☆上田藩主松平忠固や中居屋重兵衛の生糸貿易
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「友好交流協定」を結ぶ横浜市中区の永井由香区長と、嬬恋村の熊川栄村長の「初面談」に上田市からも、ゆかりの団体が同行した。
永井区長は今年4月1日に就任した。
横浜市中区と嬬恋村熊川栄村が「友好交流協定」を結んでいるのは、幕末の豪商で群馬県嬬恋村出身の中居屋重兵衛が横浜開港当時、煌びやかな銅板を葺いた店舗「銅(あかがね)御殿」を置いた縁から。
上田市から同行したのは中居屋重兵衛顕彰会の坂口光利会長と上田藩主松平家ゆかりの子孫や松平家に興味がある市民らでつくる明倫会の布施修一郎会長ら30人。
冒頭、坂口会長は「260年の鎖国政策を転換、世界一の最高品種と言われた上田産蚕種による貿易を開港間もない中区で始めた中居屋の業績顕彰を村と二人三脚で進めている」。
布施会長は「開国を成し遂げ、生糸貿易で昭和初期までわが国の貿易を支えるなど、卓越した忠固の業績の大河ドラマ化を目指している」と話した。
また、忠固と生糸貿易研究会の東京都の実業家本野敦彦さんからは、同会で進める大河ドラマ化に向けたエビデンス(歴史的根拠)づくりの現況を話し「9月上田市で成果発表会を行う」と報告。
同席した横浜開港資料館の西川武臣館長からは「中居屋関係資料は、関東大震災(1928年)や横浜大空襲(1945年)などでほぼ焼失した。現在は全国規模での資料調査を行っているがとても興味深い人物だし、藩主忠固も重要なキーパーソンだ」とした。
熊川村長は、今年で10年余となる村と中区の交流のさらなる展開を依頼。永井区長からは「1959(昭和34)年の横浜開港100周年事業として設置された3つのランドマークである横浜市役所庁舎、マリンタワー、シルク博物館はすべて中区にある」とし、「開港の地である区繁栄の礎は、忠固や中居屋による生糸貿易にあることを2027年の区制100周年事業に向けて発信したい」と応じた。
一行はこの後、シルク博物館で開港100周年事業の際に市内各所で掲出された提灯や関連資料などの展示を見学した。
なお、現在同館で展示中の提灯は、市内には現存せず中居屋7代目の嬬恋村で割烹中居屋を営む黒岩幸一さんから寄贈されたもの。
嬬恋村と中区は、1859(安政6)年横浜開港時に中区に店を構え、国内最大の生糸貿易を担った中居屋重兵衛の功績を共に顕彰することを目的に2016(平成28)年2月友好交流協定を締結した。
同区本町通りには中居屋店舗近くに2003(平成15)年同顕彰会が建立し、同区に寄贈した「生糸貿易中居屋重兵衛店跡」の碑がある。



