小諸市のスパイスと紅茶の店「te te do」で、フィンランドの光のモビール「ヒンメリ」作りワークショップがあった!
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小諸市菱平のスパイスと紅茶の店「te te do」で、フィンランドの光のモビール「ヒンメリ」作りワークショップがあった。
同店で「ワサビ・エリシ夏の店」を開いた赤松千里さんが企画。
北欧クラフト作家の上原かなえさん(44)を講師に県内外から10人が参加した。
ヒンメリはフィンランドの伝統的な装飾。
ライ麦などのわらに糸を通し、多面体の形に編み上げたモビール。
「太陽と豊穣のシンボル」として「冬至」を祝い、幸せを呼び込むお守りとして飾られる。
上原さんは御代田町で、ヒンメリの材料となる「ライ麦」を育てるところからこだわり制作している。
福祉施設と連携してライ麦のストロー制作なども行う。天然素材から作られるヒンメリのプロセスやバックグラウンドも知ってほしいと、ワークショップは材料となる麦わらを畑で選び集めるところから始まった。
参加者は畑を見学しながら、ライ麦の束を天日干しで吊したビニールハウスに集まった。
上原さんは「ライ麦は1・5mくらい伸びるたくましい植物。7月に収獲したライ麦を逆さに干して養分が下に向かうようにしている。わらの茎を材料にして、種の部分は残し来年の種まき用や自家製粉してパンになる」。「茎の色や細さは作品につながるので、好みを目と手で選んで」と説明。参加者は汗をかきながら気に入った麦わらに1本ずつハサミを入れた。
tetedoに移動して行ったヒンメリ作りでは、麦わらの茎を7㎝ほどに12本同じ長さに切りそろえ、上原さんが日本の手まりをイメージして創作した「手まり形正八面体」を手本に制作。
「自然素材なので同じ色、同じ細さはない。全部で調和が取れればよいのがクラフトの魅力」と上原さん。
参加者は「平面から立体に変わる瞬間が不思議」など会話を楽しみながら手作業に没頭していた。
参加した東京都杉並区の淡口昊治さん(13)は「伝統的なものづくりに興味があって参加した。学校の作品展に出すつもり。細くてむずかしいけどやりがいがある。大きい作品にしたい」。
軽井沢風越学園スタッフで、小諸市在住の平田雅子さんは「7月に児童が上原さんのライ麦でストローを作った。細い部分が余って教室にあるので、ヒンメリをさりげなく飾って興味もってもらえたら」と話した。
ワークショップで制作された作品は、フィンランドの首都ヘルシンキで、9月4日から8日、上原さんの作品とともに展示された。



