<上田地域広域連合議会10月定例会>2025! ☆6年度決算黒字 ☆条例改正「林野火災予防」のため柔軟に屋外で火の使用を規制
テーマ:上田市ニュース

上田地域広域連合議会は14日、10月定例会を開いた。
広域連合は火災予防条例案、令和6年度決算、今年度補正予算案を提出した。
会期は21日まで。
開会のあいさつで土屋陽一連合長は、令和13年度中の稼働開始を目指す「資源循環型施設建設」について「清浄園用地を建設地」として決定、6月に地元の対策連絡会などと「基本協定を締結」したことから、11月には「施設建設と運営事業者の選定」を行う選定委員会を開くとした。
基本協定に参加していない諏訪部自治会への対応は、基本協定についての報告会を諏訪部自治会対象に6月に開き、話し合いに参加してもらえるよう協力をお願いするとした。
地域医療対策では、救急医療体制の維持のための「上田スタイル」で、信州上田医療センターと輪番病院との間でスムーズな転院を目的とする「診養連携協定」では7月に東御市民病院が加わり、8つの病院と連携を進めているといた。
大星斎場と依田窪斎場の利用区域を廃止したことで、東御市から依田窪斎場の利用が増加し、廃止した効果が上がっているとしながらも、大星斎場の老朽化から施設負担軽減は喫緊の課題で、必要な対策を講じるとした。
令和5年度決算は、一般会計と特別会計の合計で、歳入59億7439万円余、歳出56億344万円余で黒字決算。
監査委員からの審査意見では、各クリーンセンターの老朽化から緊急停止を余儀なくされる事態への備えが引き続き必要。計画的に修繕を実施し「資源循環型施設の建設」を踏まえて、延命化投資の適否を合理的に判断するよう求めた。
地域医療対策事業に使用してきた「ふるさと基金」には限界があり、抜本的な方策を早急に検討するように求めた。
今年度一般会計・特別会計補正予算案には860万円余を追加。NHK放送受信料の契約による使用料440万円余、清浄園の緊急修繕の増加で420万円。
条例案では、近年大規模化している林野火災を踏まえて、より実効的に屋外での火の使用を規制するため、火災予防条例の一部改正を提案。
従来の条例でも「火災警報」を発令することで、管内全域で火の使用制限を行う項目はあったが、全域を規制することや屋内での裸火を使用する場合も項目に入っていたため、発令することができずにいたという。
改正では、火の使用制限と対象となる区域指定をすることができる規定も加え、林野火災を予防を目的として林野火災警報を発令し、火の使用を制限できるとするもの。
★制限として
▽山林、原野等においての火入れ
▽煙火の消費
▽屋外での火遊びやたき火
▽屋外で引火性などの可燃物の付近で喫煙
▽山林、原野等の場所で火災が発生するおそれが大であると認めて上田地域広域連合長が指定した区域内においての喫煙
-など。
「林野火災警報」だけでなく、火の使用制限を努力義務とする「林野火災注意報」の規定も加え、より柔軟に林野火災の予防を目指している。



