上田市の海禅寺「人形供養会」が開かれる。 ★大切にしてきた人形の魂を供養
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上田市の海禅寺(飯島俊勝住職)で「第41回 人形供養会」が開かれた。
大切にしてきた人形の魂を供養、持ち主らが参列して見守った。
本堂前には地元や県内外から届いたひな人形など様々な人形が並んだ。
供養会の前には智山雅楽会による仏教音楽、雅楽の演奏があり、笙(しょう)と龍笛、篳篥(ひちりき)の雅な音色が寺一帯に響き渡った。
供養会は、飯島住職らの読経のなか修験者によって柴燈大護摩供養(さいとうおおごまくよう)法で行われた。
点火式ではガールスカウト第5団のメンバーらにより柴燈大護摩壇に点火され、次第に赤々とした炎に変わって燃え上がった。
読経が続くなか参加者は祭壇でお参りした。
点火したガールスカウトの上田市北小6年生の飯島郷子さんは「物の大切さを養いたいと参加した」。
同市清明小4年生の吉村希令さんは「点火は初めてだったので緊張した」と話していた。同団からは計7人が参列した。
参列した上田市の篠原直美さんは「人形を4体供養していただいた。生まれた時にプレゼントしてもらった大切な人形です。思い出がよみがえって感慨深い」。
同市の宮下麻里さんは母親と一緒に参列。「大切にしてきたひな人形を供養していただき良かった」と話していた。
供養会は昭和60年から始まり、9万体を超える人形を荼毘に伏してきた。
副住職の飯島俊哲さんは「単なる人形ではなく人間同様に魂を持ち、人間社会に仲間入りして生命を宿し、尊い使命を果たしている存在です。役目を終えた人形を丁寧に供養したい」と供養の趣旨を話していた。



