旧上田市立産婦人科病院を「メディカルサポートうえだ」に! ☆3階を医療関係者の滞在場所、DMAT隊の拠点に活用
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上田市は、緑が丘の信州上田医療センターに隣接する旧市立産婦人科病院を「メディカルサポートプラザうえだ」に名称変更した。
未活用だった3階の活用で「医療従事者確保」や「災害対応拠点」とするために改修し、利用開始セレモニーを現地で行った。
メディカルサポートプラザうえだの「施設(鉄骨造3階、延床面積3033㎡)」は、令和6年3月末に「産婦人科病院」を閉院。
昨年8月から2階に「上田市内科・小児科初期救急センター」を移転。
1階は施設玄関、子育て支援施設「ゆりかご」で使用。
3階の利用として、上田地域で少ないとされている医療従事者の確保のため、市内医療機関などで実務研修に参加する医学部、看護学部、歯学部、薬学部などの医療関係学部生が滞在できる部屋を10室。
市内で勤務する医療従事者などが急きょ宿泊する必要が生じた場合の利用で2室を整備。
全室、シャワー、トイレ、エアコンなどを完備。
また、災害拠点病院に指定されている信州上田医療センターのDMAT隊の出動や待機場所、装備品保管庫として3室。
市内で災害が生じた場合は、市外から派遣されるDMAT隊などとの情報共有や連携を図る拠点となる。
上田市の感染症対策などの備蓄庫も3室確保。
共有ラウンジや給湯室、ランドリーも備える。
3階利用開始のセレモニーでは、医療関係者らが集まった。
上小地域包括医療協議会(会長 橋本至永・上田市医師会長)から大型モニター、ウェブカメラ、マイクなどの機器が寄贈された。
土屋陽一市長は「旧産婦人科病院の3階にあった病室を活用しようと、医療従事者の滞在施設にし、災害時のDMAT隊の活動拠点も設置した。多くの方に利用してもらいたい」とあいさつ。
来賓で、橋本会長は「災害時の医療体制の確立に努めている。DMATの活動拠点に活用されることは災害に強いまちになる。何かお手伝いできないかと考え、大型モニター一式を贈呈した。医療関係者の滞在施設としても整備されことで、より一層の連携を深め地域医療の課題、医師などの確保につながってほしい」。
信州上田医療センターの横山隆秀院長は「昨年4月には地域がん診療連携拠点病院に指定されるなど医療体制の充実で、当院で学ぶ医学部学生の研修希望者も年々増加している。研修の皆さんには市内のホテルを借りて利用してもらっているが、至近距離にあるこの施設が利用できれば、研修環境の向上にもつながる。当院のDMATの運用に関しても、施設をお借りすることで緊急に備えて迅速な対応を可能にする。有効に利用活用させていただき、上小医療圏の強化につなげたい」とそれぞれ語った。



