東御市の「給食センター建設事業」来年10月完成見込み! <東御市議会3月定例会・一般質問>2026
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東御市議会3月定例会は2日と4日、代表と個人の一般質問を行い、1会派と10議員が質問した。
◆公明党は髙木真由美議員が質問。
給食センター建設事業の現在までの進捗状況及び今後の予定を質問。
◇市側の答弁によると、ほぼ当初のスケジュールに沿って進捗している。
令和6年度に給食センターの基本設計を策定し、実施設計に移行。
実施設計が完了した現在は、田中小学校周辺の仮設通路の工事などに着手している。
また、3月定例会初日に建物本体の建設などに必要な経費を盛った補正予算案が可決され、着工に向けた契約事務が進められている。
工事が順調に進めば令和9年10月頃には完成する見込みで、施設の運用試験などを実施し、同年度中には新たな給食センターでの給食提供開始を目指す。
また、市における社会的養育の推進について質した。
◇花岡利夫市長は課題について「社会的養育の需要が増えている一方で、家庭的な養育の中心となる養育里親がまだまだ少ないことが課題。また、一定の専門的なケアができる専門里親を増やしていくことや、地域全体で子どもを育てる社会的養育についてのさらなる啓発も大きな課題」。
今後の方向性について「子どもが人として大切にされ安心して育ち、自分らしく生きられ、地域の中で守られながら自信を持って生活できるようにサポートしていくとともに、東御の子どもは東御で育てるという、子育て子育ちを社会全体で支える地域づくりに取り組んでいく」と述べた。
◆田中博文議員はシティプロモーションや第3次東御市観光ビジョン、観光ガイドや主要観光地の直近の入込客数など質問。
◇中村昌彦・企画振興部長は「来年度はシティプロモーションの強化事業のテーマをウェルネスとし、豊かな自然環境や発酵食品など地域特性や地域資源を首都圏在住の人に向け積極的に情報発信していく。湯の丸高原や芸術村公園などでのウォーキング、ブドウやリンゴなど農産物の収穫体験、東御ワインを含む発酵食品の試飲試食など複数の地域資源を組み合わせた体験型プログラムを各施設で提供していく予定。市の魅力を新たな切り口から効果的に発信し、関係人口の拡大を図っていきたい」と述べた。
◇市は、第3次観光ビジョンで地域経済の好循環化や地域資源の高付加価値化を注視している。
昨年6月から10月にかけてデマンド交通とうみレッツ号の湯の丸直行便を池の平湿原まで延伸する実証運行を実施し、観光客の周遊性を高めた。
また、市特有の地域資源を活用したツアー商品の造成や高付加価値化を図るため、地域の魅力を深く理解し来訪者に東御の地域ストーリーをわかりやすく魅力的に語ることができる東御市版ローカルガイドの育成が重要とし、準備を進めている。
◇小林幸司・産業経済部長は「来年度から観光庁の地域通訳案内士制度を活用し県がインバウンド対応向けのガイド育成に取り組むのに合わせ、市も地域通訳案内士の育成を進めるとともに東御市版ローカルガイドを育成するため、新たに研修カリキュラムの構築を計画している」と述べた。
令和6年の入込客数は、県の公表によると湯の丸高原が51万1600人、海野宿が4万5000人、芸術村公園が6万4100人で3カ所の合計は62万700人。
「コロナ禍」前の平成31年は80万2500人で、それ以前も概ね80万人を超える水準で推移していた。
コロナ禍の影響を大きく受けた令和3年は41万7860人まで落ち込んだ。
回復傾向にあるものの依然としてコロナ禍前の水準に至っていない。
◆田中議員は、コロナ禍前の水準に戻すためにもツーリズムプログラムが大事になってくるとし今年度の取り組みや参加人数を質問。
◇小林産業経済部長は「モニターツアーとして旅行エージェント向けに行ったワインや食をテーマにしたガストロノミーツーリズムは13社20人が参加。GMOアスリーツパーク湯の丸を活用したウェルネスツーリズムのツアーには首都圏から17人。トレッキングツアーには28団体1013人。スノーシュートレッキングツアーは15団体80人。新たな体験メニューの醤油づくり体験は4回実施し延べ15人が参加した」。
「来年度は大田区と友好都市提携30周年。同区内の健康づくりに積極的に取り組む事業所を対象にウェルネスツーリズムの場を提供し、地域間交流の促進につなげたい」と述べた。
◆このほかの質問は
▽瀬田智之議員、スポーツ人口の拡大に向けた取組、地域づくり協議会の取組や支援
▽村山弘子議員、部活動地域移行、移住定住施策の現状、地域おこし協力隊、宿泊交流拠点施設整備
▽小林祐一議員、通学路の安全対策、宿泊交流拠点施設整備
▽花岡豊一議員、不登校対策、介護保険制度、市営墓地
▽市毛真弓議員、公民館運営、学校給食費
▽西山福恵議員、市民の平和と人権意識向上にむけた取組、病院事業の経営状況
▽佐藤裕太議員、屋外バスケットボールコートの整備、アーバンスポーツ施設の位置付け
▽大塚博文議員、地域計画、保育園および小・中学校の緊急修繕の対応内容
▽大谷真宙議員、国が進める給食費無償化で市の対応、中学生のキャリア教育―など。



