「明治から昭和の公文書にみる上田市の歴史」と題し「所蔵資料企画展」(6月7日まで・上田市公文書館) ☆企画展を詳しく解説「公文書講座」(5月9日)
テーマ:上田市ニュース


上田市東内の市立丸子郷土博物館に併設する市公文書館は「明治から昭和の公文書にみる上田市の歴史」と題して「第23回 所蔵資料企画展」を1階ロビーで開いている。
1892(明治25)年の「丸子尋常小学校関係文書」や「上田城保存会誕生」の記事が掲載された1942(昭和17)年の市公報など、原本資料や写真資料など27点を展示した。
1918(大正7)年の上田町の「教育に関する件」文書には明治・大正期に女性教師として活躍した河内山寅氏について「女子小学校訓導として勤続41年以上にして退職せるに付き、その多年の功績に酬いるため町会の議決を経て記念品を贈呈した」としている。
河内山氏は幕末の安政2年に上田藩士の家に生まれ、教職のかたわら母親の教養を高めるために婦人会を設立し、子守(保育)教育にも尽力した。
また、1905(明治38)年の上田町会文書の「苗木下付申請ノ件」は上田町と神科村の共有部分林地に植栽するため、県からカラマツの苗木1万本を無償で下げ渡すよう県知事に申請する内容。
「部分林」は官林を村が借りて植林や育成を行い、木を伐採した際は収益金を二官八民(国が2、村が8)の割合で分配することとした制度。
同館専門事務員の倉澤正幸さんは「堅い内容の公文書のなかにも、これまであまり知られてこなかった人物の歴史が記録されていることもある。企画展が公文書に関心を寄せていただけるきっかけになればうれしい」と話す。
企画展は観覧無料。
6月7日まで。
月曜日休館。
開館時間は午前9時から午後5時まで。
倉澤さんが企画展の内容を詳しく解説する「公文書講座」を5月9日午後1時半から2階閲覧室で開く。
定員20人。
申し込みは(電話)0268・75・6682(同館)



