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「CARNAC(カルナック)追想展Ⅴ」(5月1日から10日まで・坂城町坂城の森工房美術館) ☆同工房を主宰した森仁志さん(1946~2014)の「油彩画」などを展示

テーマ:お知らせ

【プレス機が置かれた工房に「有明の月」(上段右端)などが並ぶ】
【絶筆となった「時の記憶」(上段)など】

 坂城町坂城の森工房美術館は同工房を主宰した森仁志さん(1946~2014)の「油彩画」などを展示する「CARNAC(カルナック)追想展Ⅴ」を5月1日から10日まで開く。

 森さんは世界最大級のリトグラフ制作技術を確立し、東山魁夷やベルナール・カトランらとともに作品を創作した。
 晩年はフランス北西部ブルターニュの巨石遺構、カルナック列石をテーマに油彩画の制作に打ち込んだ。

 同工房は、森さんが60歳で病を得てから亡くなるまでの8年間に魂を注いて描いた油彩画やリトグラフ約500点を収蔵する。

 今展では「有明の月」などブルーを基調とした作品など50点余を展示する。

 森さんは「(カルナックを訪れる都度)これを立てた巨石人達の息使いが聞こえてくるような、巨石人が今ここを通り過ぎた足音を聞いたような錯覚に陥る。特に満月の晩、有明の月が静かに消えていく明け方」と記しており、月のある作品を多く残している。

 妻の林榮子さん(79)は「彼は自然のなかに人間の命の原点があると言っていた。だから病と向き合いながら一生懸命に石を描いたのではないかと思う」と話す。

 同館は梅田スカイツリーや京都駅ビルなどを設計した建築家、原広司さんの設計。

 入場無料。
 午前11時から午後4時。
 問い合わせ(電話)090・4068・2570(林さん)