「稚アユ放流」で「カワウ食害対策」忌避バンドを設置! ☆上田市の常田新橋、鯉西つけば小屋付近の千曲川 ★鯉西、上小漁業組合、長野大学生徒、巴工業が協力
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今月からの上小漁業協同組合による稚アユの放流にあわせ「カワウによる食害対策をしよう」-
上田市の常田新橋、鯉西つけば小屋付近の千曲川で昨年に続き「忌避バンド」の設置と「稚アユの放流」を、上小漁協、鯉西、長野大学の学生も参加して行った。
カワウなどに対する忌避バンドは、包装資材などプラスチック加工販売の巴工業(株)(上田市芳田)が提供。
忌避バンドに使用される忌避剤は、食品にも使われる成分で人には害はないが、カワウなど鳥が触れると感覚神経に作用して痛みなどを感じさせる作用があり、危険な場所だと学習させることができる。
バンドの素材は「海洋生分解性プラスチック樹脂」を使用。
作業には約20人が参加、長野大学の学生は「里山再生学ゼミ」(高橋一秋教授)のメンバーで、忌避バンドは川を横断させるように設置。川が深い部分は、投げるなどとして熱心に作業していた学生は「初めての作業で楽しい。カワウによる被害が減ってほしい」と話していた。 忌避バンドは全部で1000mほど設置した。
稚アユは体長9㎝程度、この日だけで130㎏分を放流。
学生らはトラックの水槽からビニール袋に入れて受け取った稚アユを放流ポイントまで担いで運び「大きく育ってほしい」と放流。別の場所ではトラックの水槽から直接ホースを伸ばしての放流も行った。
上小漁協の北條作美組合長は「昨年(忌避バンドの設置を)行ってカワウが来なかったため効果がある。今年はまだカワウの飛来が少ないようだが、1羽でかなりの魚が餌食になる。放流魚が多く残り、釣り客が楽しめるようになってほしい」と話していた。
鯉西の西沢徳雄社長は「昨年、巴工業から寄付していただいた忌避バンドはかなり効果があったので、今年も依頼したところ、このように設置することができた。長野大学の皆さんにも快く引き受けてもらった。学生の皆さんには上田市の千曲川の文化に触れてもらい、全国に発信したい。この取り組みは今後も続けたい」と話し、作業後には学生につけば料理をふるまった。



