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「竹炭クレープのキッチンカー開業」を目指して「クラウドファンディング」を開始! ☆地域の「放置竹林」を資源に ☆上田市の悠樹が竹炭に再利用

テーマ:お知らせ

【竹炭製品を持つ甲田さん(左)とブリッサさん】

【伐採した竹を竹炭にする作業。約1000本で2、3週間ほどかかる】

【試作中の竹炭クレープ】
【竹炭バス】
【クラファンのQRコード】



 地域の放置竹林を伐採整備し竹炭などに再利用する活動を行う上田市秋和の㈱悠樹はこのほど「竹炭クレープのキッチンカー開業」を目指して「クラウドファンディング」を開始した。

 「地域課題である竹林問題を、食や体験を通じて身近に感じてもらえる取り組みにしたい」と同社の甲田彩乃さん(30)が企画。
 竹クレープの販売を通じて地域資源が循環するキッチンカーを作り、厄介者とされてきた竹に新しい価値を生み出す挑戦だ。

 同社は1年前から竹の再利用を模索し、市内の放置竹林を伐採して出た竹を無煙炭化器で燃やして竹炭にする作業を年間通して行っている。
 これまで竹炭の入浴剤やタンスの消臭調湿袋、竹のランタンなどを制作。
 イベントや上田の道と川の駅などで販売し好評を得ている。

 同社代表取締役の江尻浩之さん(51)は「放置竹林は伐採したくても竹の廃棄処分料が高くて諦める人もいた。ごみではなく資源にして活用する仕組みを整えていきたい」と話し、同社では地域の放置竹林を格安で伐採している。

 昔は竹炭を床下に敷き、炭の持つ自然の湿度調整機能を利用して床下環境を乾燥した状態に保つ先人の知恵があったといい、悠樹の活動を気に入り床下調湿竹炭を実践するリフォーム会社も出てきたという。

 ほかにも竹炭の活用方法がないか探っていた甲田さんは食品に目を付けた。食品用の竹炭パウダーを加工できる千葉の会社と連携して、上田で伐採した竹を使った竹炭クレープに挑戦し試作を重ねている。

 「竹炭パウダーは無味無臭で腸内環境やデトックス効果が期待できる」と甲田さん。生地に練り込んだ黒いクレープはインパクト大で「見た目も味も子どもから大人まで楽しめる。キッチンカーで巡って活動を広く知ってもらいたい」と意気込む。
 竹ランタンやクレープ作りの子どもワークショップも開きたいという。

 キッチンカーの名前は「ReBamboo」で今夏に開業予定。
 クラウドファンディングの目標金額は60万円でキッチンカーの設備費や広報活動などに充てる。
 支援は1口3000円から30万円でリターンは「竹炭クレープのチケット」や「竹炭入浴剤」「キッチンカーに名称掲載」など。
 目標額未達成でもリターンがある。
 クラファンは6月10日まで。

 クラウドファンディングのURLは
 https://camp-fire.jp/projects/934591/view