上田市出身のコカリナ奏者・作家の黒坂正文氏 (黒太郎)の小説「独鈷山」の「映画制作発表の集い」を開催!
テーマ:上田市ニュース



◆コカリナコンサート黒坂黒太郎さん(左)と周美さん


上田市出身のコカリナ奏者・作家の黒坂正文氏 (黒太郎)の小説「独鈷山」が2023年秋に出版された。
この小説を映画化させたいと、地元を中心に声が上がり、2024年「映画化を応援する会」(母袋創一会長)が発足した。
同会は神山征二郎氏を監督に映画化の活動を進めてきたが、神山監督に見合う資金調達が進まず計画の見直しとなった。
状況を踏まえて、神山監督に相談し、新たな監督で進めることになり、会の名称を「映画を進める会」に変更。
新監督は当初の予定より低予算で映画化を決断してくれた。
同会は、上田市塩田公民館で「映画制作発表の集い」を開催。
地元を中心に市内外から250人が参加。
新監督の野村展代(のぶよ)氏と映画制作会社のレニス㈱竹本隼社長が紹介された。
母袋会長は「私たちは『夢を形にしよう』を合言葉に使命感にも似た強い心で努力してきた。地域の活性化、誘客への足掛かりなど観光の視点からも影響を及ぼし、独鈷山をブランド化できたら」とあいさつし、発足から制作発表までの状況を説明した。
☆続いて母袋会長をコーディネーターに野村監督に映画について聞いた。
―突然映画制作の要請を受けたがどんな思いだったか。
先輩のプロデューサーから声をかけてもらった。
小説を読んでみた。とてもみずみずしい少年たちの姿が描かれていた。是非参加させていただきたいと思った。
―監督は、監督のほか脚本、プロデューサーなどひとりで何役もこなされる。これからのスケジュールは。
今、撮影の準備をしている。皆さんに協力をしてもらい、来年秋以降全国公開できるという思いでいる。
原作に出てくる雨乞いのシーンは是非、再現したい。
―60年数前の地元の情景などのシーンをどのように再現するのか
さくら国際高校の校舎や別所線の電車が古いまま残っている。塩尻の養蚕の旧家などもロケハンし、できるだけ上田市全域の建物や文化を残したい。
原作をもっともっと想像力を膨らませられる作品にしたい。日本全国、世界の人々が塩田を中心に上田市に来ていただけたらという思いで描きたい。
野村監督は、埼玉県出身。
53歳。今年4月別所温泉に移住。
企画・プロデユース・監督としては2021年「歩きはじめる言葉たち」、2023年「JULLY群青のラダック」を制作。
今回の映画は脚本、プロデューサーも兼務する。
なお、竹元社長は「上田は温かな人が多く自然が美しい。地域の文化を残していくことは、地域が活性化する。想いが詰まった良い作品になるよう頑張りたい」と話した。
第2部は黒坂黒太郎コカリナコンサートが行われ、黒坂さんのコカリナ演奏と矢口周美さんの歌で「木立を抜ける風の音」「塩田西小学校校歌」「さくら国際高校校歌」など8曲を演奏した。
また、しなのコカリナアンサンブルの有志が「故郷の空に」と「空」を合奏した。



