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小諸市の芦原中学校区4小中学校区合同「対話と協働の学び」サミットが開かれる! ☆小諸市教育委員会 ☆「1つの学校にしていくこと」への気運を高める

テーマ:小諸市ニュース

【パネリストとして発表する児童生徒や教職員】

 小諸市教育委員会はこのほど、芦原中学校区4小中学校区合同「対話と協働の学び」サミットを市役所で開いた。
 4小中学校は、芦原中学校、水明小学校、坂の上小学校、千曲小学校。

 開催目的は、「小諸市小中一貫教育ビジョン具現の3視点」である「対話と協働の学び」について、学びの主人公である児童生徒を中心に、教職員、保護者、地域住民と目指す方向性を共有し、1つの学校にしていくことへの気運を高めること。

 「対話と協働の学び」は、小グループ等で対話的・協働的に子ども同士で学び合う授業。
 従来の、教員の話を聞くことを中心とした「一斉授業」とは異なったアプローチで学ぶ。

 サミットには、4小中学校から各3人の児童生徒と、教職員がパネリストとして出席。
 すでに各校で始まっている「対話と協働の学び」をテーマに、教員による実践報告や、児童による感想発表、保護者や地域住民からの意見などがあった。ファシリテーターは静岡大学の島田桂吾准教授。多くの市民が傍聴に訪れた。

 教員は自身の学校での取り組みを発表し、ペアで行う小学低学年の図工、小学高学年の4人グループ授業、中学生の机を合わせた状態での授業や学校生活といった具体例を説明。

 さらに、これにより現れた良い効果を報告。
☆内容は
 ▽自分の考えが上手く表現できず、分からないと伝えられなかった子どもが、今では友達に素直に分からないことを聞けるようになった
 ▽落書きをするなどして、授業に真面目に向き合えなかった子どもが、グループ学習では頑張る仲間が間近にいることで、自分から教科書を開き、話し合いに耳を傾けるようになった
 ▽子どもが主体となった授業や学校づくりにつながる─など。

 児童生徒は印象に残った学びについて発表。
☆内容は
 ▽中学総合の、「小諸のために私たちができることをする」という授業で、4人グループの対話により、さらに良い内容となった
 ▽中学数学の授業で、自分の知らなかった効率の良い計算方法をグループメンバーから学び、テストで良い結果につながった
 ▽小学校総合のカイコ飼育の授業で、エサのやり方や掃除などをグループで相談した。成虫になったことを共有できてうれしかった
 ▽小学校歴史の授業で、昔の村同士の争いについて、子どもたちもグループに分かれて再現。昔の人の気持ちを考え、争いのすごさを知ることができた
 ▽POP制作の授業で、後輩を助けながら取り組み、仲が深まった
 ▽修学旅行の班決めで、話し合う時間もワクワクした─など。

 保護者や地域住民からは、このサミットで小中学生が見せたしっかとしたふるまいや、ハキハキとした発言を称賛する意見があった。

 芦原中の須江直喜教諭は「小中学生が自分の思いをこれだけ表現できているのは、日常的に続けている対話や協働が一つの要因にあると思う。一斉授業では、子どもたちが授業中に1度も発言しないで終わる日もあるのではないか。グループ学習では会話が増え、深まれば対話となり、協働の学びになっていくと思う」。

 島田准教授は「言語化できることはこれからの時代にとても重要。小諸の子どもたちは言語化することが日常化され、また自分とは違う考えを踏まえてみんなが納得できる合意形成ができるのか考えることを、すでに学校教育で実践されている。そこで培われた力は社会で必要になってくる」などと話した。