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しなの鉄道が「第5次中期経営計画」と「2023年度経営計画を発表!★取締役会で承認された2023年度から5年間。

テーマ:企業情報

【大屋駅】

 しなの鉄道(土屋智則社長)は、このほど「第5次中期経営計画」と「2023年度経営計画」を発表した。
 これらの計画は、取締役会で承認された2023年度から27年度まで5年間。

 「台風災害」と「コロナ禍」からの赤字経営から2025年度には、黒字化を目指す。
 キャッシュレス化やICカード導入への検討。
 再生可能エネルギー電力使用推進ーなどの方針を示した。

 これまでの第4次計画について土屋社長は「台風災害とコロナ禍で多大な影響を受け、それまで14年連続で黒字経営から赤字になり、今年度までの見込みで4年連続の赤字。ただし、安全輸送や新型車両の見直した計画通りの導入、軽井沢遊休地の事業化、バリアフリー化、経営改善を進め「ピンチをチャンスに変える姿勢で遂行した」とした。

 第5次計画では「持続可能な経営体制の確立」を掲げ、人口減少、人材育成などさまざまな課題に対して鉄道の存続を図り、サービスの向上に向けたデジタル化や保有資産の有効活用、駅の利用者を増やすまちづくりや交流人口増のため地域との共働・共創を、計画の趣旨としている。

★経営基本方針として
 ▽安全最優先、安全管理体制の強化・充実
 ▽持続可能な経営体制を確立
 ▽沿線地域との「共働・共創」を推進。行動指針として「挑戦」「責任」「協力」「学び」。

 営業収益は、2023年度が40・8億円、27年度には42・2億円とし、25年度以降に黒字化することを掲げた。
 設備投資は、期間中に78億円で、半分が新型車両導入。

★重点施策として
 ▽安全輸送の確保で自然災害などへの即応体制の構築
 ▽業務効率化とサービス維持向上で、キャッシュレス化を引き続き推進。
 クレジットカード対応券売機が軽井沢、小諸、上田、屋代で4月から
ICカード導入で具体的な検討
 ▽新型車両の計画的導入
  今年度までに26両、計画期間で20両を更新。
 ▽駅を活用したまちづくりの強化
 ▽免許返納者の通院、買い物ニーズに向けた利用環境の改善
 ▽再生可能エネルギー電力の使用
 ▽軽井沢駅東側遊休地の開発事業
  4月から更地化し、三菱地所が開発。
 ▽大屋駅の改築有効活用
  今年中に改築し郵便局が入居、来春オープン。
 ▽軽井沢リゾート号などを利用したサイクルトレイン
 ▽インバウンド需要の回復を見据えた強化
 ▽将来を見据えた経営基盤の確立
 ▽需要、波動に合わせた柔軟なダイヤなどの見直し
 ▽将来を担う人材の確保・育成
 ▽働きがいある職場づくりとワークライフバランスの推進―など。

◆2023年度の経営計画は、中期計画と重なるが
 ・駅における無人時間帯の対応、情報提供体制の充実で旅客指令開設によるスムーズな情報提供体制の構築
 ・乗降調査を活用した沿線地域の交通利便性の向上―など。

 旅客輸送収入では、前年度比110・3%の27億円としている。