丸子デマンド交通 10月2日から運行へ!★上田市公共交通活性化協議会が2023年度の初会合。
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上田市公共交通活性化協議会は、このほど上田市役所で、今年度初会合を開いた。
令和9年度までを計画期間とする「上田市地域公共交通計画」の骨子案を示して意見を求めた。
協議事項として今年10月2日から運行開始予定の「丸子デマンド交通」。今年度事業として高齢者対象のバス「お買い物ツアー」などを決めた。
協議会は法に基づき、地域住民に必要な輸送サービスの実現を協議する法定協議会で、交通関係者や利用者、有識者らが委員。
★上田市地域公共交通計画は
地域公共交通の基本的な考え方
計画目標を達成するために取り組む事業
実施スケジュール
目標値ーなどを盛り込む計画。
素案に対して協議会で意見交換、内容を調整し、9月にはパブリックコメントを行う。
今秋以降に市議会へ説明、計画を策定する予定。
今回示された骨子案は具体的な目標数値などはなく、地域公共交通の課題の整理や計画の基本方針などをまとめた状態。
★「目指す姿」として
▽運転できない学生や高齢者、障がい者、妊産婦等の交通手段の確保
▽観光客等の来訪者の利便性や地域内での回遊性の向上により人の交流を活発化
▽外出機会の増加によるにぎわいの創出や、歩くこと、外出先での目的による健康増進
▽都市機能を集約した拠点同士や拠点と居住地域を結ぶ交通手段の提供ーが記載され、地域の輸送資源を総動員することで移動手段を確保し、きめ細かに対応する方針となっている。
意見として、公共交通機関だけでなく地域交通全体の観点を取り入れて計画をつくることや、市内地域の特徴が反映された上田市らしい計画にするーなどの発言があった。
「チケットQR」を用いたキュッシュレスのQRコード決済で利用できる鉄道、バス、タクシーでの実証実験については、徐々に利用が広がっていいる。
先行して始めた上田バスからは運行がスムーズになっているなどの声もある。
一方で、多くの市民が利用した「消費喚起応援事業と同じアプリで利用できることが知られていない」との声もあった。
タクシーでの実証事業は、市内9タクシー事業者の95台が今年2月から始まっている。
協議事項として、以前から検討されてきた「丸子地域循環バス(まりんこ号)」の今年9月30日の廃止。
新たに「丸子デマンド交通」の新設について承認した。
丸子デマンド交通は、タクシーを利用した予約配車による乗合型。
エリアは丸子地域、平日午前9時から午後4時に運行。※正午から午後1時は運休、お盆、年末年始を除く。
利用には会員登録、電話予約が必要。
1乗車は、大人300円、小人150円。1歳未満児は無料。
回数券は、300円券11枚綴りを3000円で販売。
運行事業者は、上田観光自動車㈱と和田バス㈱。
使用車両は2台。
★今年度事業は
・小学生以下を対象に、市内全バス路線と別所線を運賃無料にする「夏休み期間限定のキッズパス」
・高齢者を対象にバスの乗り方教室にあわせてチケットQRを利用したQRコード決済体験や「お買い物ツアー」、「お出かけプラン」の提案を行う。
丸子デマンド交通の運行開始後に利用の検証、必要に応じた見直しを行い、運行エリアが一部重なっている「武石地域のデマンド交通(武石スマイル号)」との統合に向けた検討なども行う。
国庫補助金対象路線で、今年10月から令和8年9月までの「地域間幹線系統別確保維持計画」の菅平高原線、真田線、真田自治センター入口線、鹿教湯線、青木線と、車両取得計画。
「地域内フィーダー系統確保維持計画(令和6年度から8年度)」で、塩田線、信州上田医療センター線、室賀線、上田市街地循環バス、久保林線の承認もそれぞれ行った。



