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「開校130周年」を迎えた東御市の田中小学校が「タイムカプセル」を開封!★100周年記念で30年前に埋設。

テーマ:上田市ニュース

【懐かしい写真や手紙を見る当時の在校生ら】
【重機で「でいだらぼっち」の石額をつり上げる】
【クラスごとビニール袋に詰められた思い出の品を運び出す】

 開校130周年を迎えた東御市県の市立田中小学校(龍野正和校長)は14日、100周年記念で30年前に埋設した「タイムカプセル」を開封した。

 当時の在校生や地域住民ら約100人が同校に集まり、100周年記念で設置した地元の民話に登場する巨人を模した「でいだらぼっち」の石像の中のタイムカプセル開封を見守った。

 石像は高さ約2・5m。
重さ約2トンの石額を重機でつり上げると中からは、クラスごとにビニール袋に詰めた手紙や写真、ウイスキー、ビデオテープなどが続々。

 体育館に移動して、学年ごとに内容物を点検した。
 5年2組の袋からは、それぞれが未来の自分へ向けた作文を朗読したカセットテープや、両親が子どもにあてて書いた手紙などが出てきた。

 東御市祢津の(40)は「いまはわたしも中学生の子どもの親となった。手紙は持ち帰って両親と一緒に読みたいと思います」。

 2年2組の袋にはクラス全員が、それぞれ自分の顔を描き誕生日を記した紙を並べて貼った掲示物が。
 東御市滋野の当時の担任、小川竹子さん(81)は「元気のいい楽しいクラスだった。みんな立派になって、うれしくて涙が出ました」と感激の面持ち。

 100周年記念事業実行委員長を務めた同市常田の懸川相益さん(70)=は「当時の事業を1つひとつ思い出し感無量。卒業生が集まり、ここからまた新しい交流が始まればいい」と期待した。

 この開封式典は6年3組の児童が中心になって企画、運営。
 招待状の発送や会場作り、式典の進行も行い、1人ひとりに下足入れの袋を配るなど裏方に徹して会を盛り上げた。

 6年3組の高木康成さんは「皆さんに楽しんでもらえるよう頑張った。(卒業生を見て)30年の成長はすごい、自分もこうなれたらいいと思った」と話していた。

 タイムカプセルに入っていた品物は、8月14日にも展示し、この日に来られなかった人たちに持ち帰ってもらう予定という。