上田市の日置電機(株)「従業員用駐車場で発電する2MWソーラーカーポート」の第1期工事完了! ★「カーボンニュートラル」を達成する取り組みの一環
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◆第1期工事で整備したソーラーカーポート。両面発電のパネル。70cmの積雪に耐えられる。雪落下トラブルがないようフラットな構造




ケーブルなどは地下埋設。】
上田市小泉の日置電機(株)(岡澤尊宏社長)は23日、従業員用駐車場で発電する「2MWソーラーカーポート」の第1期工事完了後に伴い、施設の披露を行った。
カーボンニュートラルを達成する取り組みの一環。
同社では「HIOKIサステナビリティ宣言」により、創業90周年の2025年に「温室効果ガス(GHG)の」排出量を報告する国際基準「GHGプロトコル」で直接排出の「スコープ1」と、間接排出の「スコープ2」においてカーボンニュートラル達成を掲げた。
さらに創業100年の2035年にそのほかの排出「スコープ3」でもカーボンニュートラル達成を目指している。
「スコープ1」として社用車の全面EV化や「カーボンニュートラルガス」の購入など「スコープ2」として水力発電由来の電気購入。
ソーラーカーポートの建設など「スコープ3」として製品の消費電力軽減、ポリ袋廃止などに取り組み、できる限り排出権取引に頼らないで努力してカーボンオフセットを実現する方針。
整備しているソーラーカーポートは全量を自家消費する計画。
本社南側駐車場の約2万3000㎡、約600台分をカバーする。
蓄電池として2MWhも併せて整備する。
ソーラーカーポートとしては長野県内で最大級。
工事は駐車場を使用しながら行うため、第1期から第4期に分けて2025年秋の完成を目指す。
全体の3割余にあたる「第1期工事(645kW余)」は、昨年9月から12月で完了し、このほど発電が始まった。
蓄電池は今年12月に整備。
本社で使用する電力は年間520万kWh余を購入しているが、ソーラーカーポートと蓄電池の組み合わせで273万kWh余の買電削減が見込まれ、全体の半分程度、年6800万円相当の効果を見込んでいる。
二酸化炭素に換算すると年1100トン余の削減となる。
設備への投資額は12億円。
単に発電するだけでなく、電気計測機器メーカーとして、現場を知る機会として生かす。
測定や検査になどに立ち合うことや、設置する太陽光発電パネルを工期ごとに別々のメーカーの製品を採用。
発電効率などの各種データを取得するなどして「実証実験場」としても活用。
商品開発やサービス提供にフィールドバックする方針。
岡澤社長は、同社が取り組んできた森づくりなどサステナビリティの取り組みを説明し「自家発電で総排出量を小さくし、持続可能な社会で企業がやるべきこととして進めている。まだ各拠点の営業車がガソリン車で、国内・海外の販売拠点の事務所の電気がまだなので、どうにかゼロにして2025年の達成を目指したい」と語っている。



