ニュースの力で地域を良くする新聞社
東信ジャーナル

新聞購読のお申込みお問い合わせ

◇おことわり/催し等は新型コロナウイルス感染症対策のため中止または延期の場合がございますので主催者等にご確認ください。

上田市の敬老園が新たに「うえだ里親支援センター」を開設!

テーマ:上田市ニュース

【開所式で辞令交付を受け、職員代表のあいさつ】

 社会福祉法人・敬老園(本部・上田市常磐城、斎藤剛志理事長)は、新たに「うえだ里親支援センター」を開設した。
 同センターは、法改正に伴う、里親支援の事業で、予期せぬ妊娠や出産前後の悩みを抱える女性の支援でも新たに「妊産婦等生活援助事業」を1日からスタート。
 「うえだ里親支援センター」と「うえだみなみ乳児院常磐城事務所」の開所式を本部で行い、担当職員への辞令交付を行った。

 うえだ里親支援センターは、改正児童福祉法で新たな位置付けになり、新しい名称がついてスタート。
 里親や里親に養育される児童、里親になろうとする人へ包括的に支援を行う。
 従来から事業で現在、25組の養育里親の支援を行っている。
 妊産婦等生活援助事業は、改正児童福祉法で新たな位置付けらなり、従来の相談窓口「にんしんSOSながの(産前・産後母子支援事業)」に宿泊機能を加えたもの。
 宿泊は「2床(別に中南信で1床を委託)」を備える。
 両事業とも県からの委託事業。

 辞令交付を行った斎藤理事長は「皆さんでの事業スタートになる。健康に留意してお力添えをお願いします」と激励。

 職員を代表して大川裕里恵・同支援センター長が「平成23年のうえだみなみ乳児院開設当時から保育士として、子どもの養育に携わり、はじめは施設の子どもの養育だけだったが、産前産後の支援事業や、親子支援事業、里親支援事業とさまざまな事業に取り組んできた。昨今、子どもを取り巻く環境は複雑化している。子どもの最善の利益とパーマネンシー保障を念頭に力を入れたい」と決意を述べた。
※パーマネンシーは、子どもが安全、安心な養育と、肯定的な感情の関係性を、人的にも物的にも持つことができ、それらが途切れることなく保持されること。
 問い合わせの電話番号は従来通り。