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<トップインタビュー>2025 信州ハム株式会社=代表取締役・堀川善弘氏(65)・上田市下塩尻= ☆「量から質への構造改革」で持続可能な会社へ成長させる。

テーマ:上田市ニュース

 上田市下塩尻に本社を置くハム・ソーセージ製造販売の信州ハム(株)。
 当時、一部の人しか食べることが出来なかった高級品だったハム、ソーセージを一般の人たちにも広めたいと1941(昭和16)年、久保角太郎氏により創業。
47年(昭和22)設立以来、長野市をはじめ県外には東京、大阪、名古屋など9ヵ所に営業所を設置し、販売網を広げてきた。
 少子高齢化が進む近年、どう舵をきるのか2022年に6代目社長に就任した堀川善弘社長に指針、成長戦略など聞いた。
  
〈今年の抱負〉
 「熱意と努力で共創する新しい価値」をスローガンに、会社と会社・人と人との繋がりを大切にしたパートナシップを構築。
 生産性の向上と需要の開拓で今年の干支、巳年のごとく脱皮を繰り返し”進化と成長”を成し遂げたい。

〈経営戦略〉
 ①学び考え行動する社員になろう
 ②現状維持は衰退、常に新しいことに挑戦する社員になろう
 ③消費者志向で社会貢献できる社員になろう、を掲げ、会社の礎である人材の育成を第一に持続可能な経営を進める。

〈新製品の開発とコンセプト〉
 健康志向を先取りした商品として高い評価を得ている「安心にまっすぐグリーンマークシリーズ」の新製品を開発、アイテム数を増やす。今春には料理用途が広い「皮なしフランクフルト」を発売する。既存のアイテムも「安心にまっすぐ」にプラス「美味しさにまっすぐ」を追求し、味・品質を向上させ、リニュアル発売を予定している。

〈今後の展開と課題〉
 少子高齢化が進み、需要が縮小化している。「量から質への構造改革」で持続可能な会社へ成長させる。
 働くことのエンゲージメント向上で働きがいのある会社へ風土改革を推進する。

〈社会貢献〉
 稲倉の棚田保全のお手伝や信州ハムSDGS基金の設置など引続き社会貢献を積極的に行う。
 今年はグリーマーク50周年記念の年、5月4日(国民の祝日・みどりの日)”をグリーンマークの日”として時の記念日に登録した。
 食を生業とする企業として食べることは生きること、日々の生活の源。命を頂く大切さを知って頂ける食育活動を展開する。
 活動の一環として地域の方々を対象に「弁当の日」を拡げるプロジェクトの講演会を上田市文化会館やサントミューゼで開催する。

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 ■年商157億円、資本金1億円、従業員数440人
 ■社長の好きな言葉ー小平奈緒さんの「唯一無二 与えられたものは有限、求めるものは無限」