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佐久市の(株)パスカルが「オクレンジャー」のブランドロゴマークを一新!★岩村田高校美術班と共同制作。

テーマ:佐久市ニュース

【新デザインとお披露目会記念撮影】
【完成した新ロゴマーク「オクレンジャー」】

 佐久市猿久保の㈱パスカルは、同社の提供する緊急連絡網・安否確認システム「オクレンジャー」の新たなブランドロゴマークを、同市岩村田の岩村田高校美術班と共同制作した。
 順次、旧ロゴから新ロゴに切り替わっている。

 オクレンジャーは、2006年にサービスを開始した同社の主力製品。
累計の利用団体数は3800団体、ユーザー数は190万人。
長野県内外の企業、医療機関、福祉団体、自治体、教育機関、各種サークルなど幅広く使われている。

 同社は、今年、創立40年目。
 新ロゴ制作は、節目に向けて企業価値を高める取り組みとして、2年ほどか前から進めてきた。
 同高美術班からの「学習のため企業ブランドのデザインに挑戦したい」という相談に応えるかたちでスタート。
職業選択の幅を広げる機会提供や地域貢献の意味もある。

 美術班は「コロナ禍」で活動に制限がかかったものの、卒業生も含めて20人以上の生徒が制作に協力。
同社の意見を取り入れながら、修正を重ね新ロゴが完成した。
 折りたたみ携帯電話を持つヒーローキャラクターが中心の旧ロゴに比べ、新ロゴは現代的で製品イメージに合致したデザインとなっている。

 このほど、同社でお披露目があり、同社の井上隆社長、同美術班の碓井颯季班長、デザイン制作を持ち掛けた前顧問の臼井亮教諭(現・上田千曲高校教諭)らが出席。
 井上社長は同班に製作費20万円を贈り、感謝の言葉を述べた。

 碓井班長は「デザインが完成しうれしく思う。制作に携わらせてもらい感謝」。
 同社は「4月から40期がスタートし、ロゴリニューアルは大きな弾みになると思う。さらなる飛躍を目指したい」とした。