青木村に坂城町の㈱竹内製作所の「青木工場」が完成!★9月に稼働を開始!
テーマ:青木村ニュース
坂城町上平の㈱竹内製作所が青木村当郷に建設していた「青木工場」が完成した。
2日に現地で竣工式があった。
9月に稼働を開始し、油圧ショベルを生産する。
同工場は敷地面積約5万㎡。
建物は3階建て。
延べ床面積約3万1600㎡。
施工は東急建設㈱。
総事業費は約117億4000万円。
稼働時の従業員は100人規模だが、徐々に増やしてフル稼働時には200人規模にする計画。
同工場で生産するのは、現在本社工場で生産している1~15tの「ミニショベル・油圧ショベル」のうちの4~9tクラス。
これにより本社工場では、開いたスペースで4~9tクラス以外の生産を増やすことが可能になる。
同社の生産能力は1・5倍になる。
竣工式後の記者会見で、竹内敏也社長は新工場建設の理由を「受注が順調で1年先まで入っているため、できるだけ早く届けるため」とし、「2022年度の売上高1789億円を2024年度は2400億円を目指したい」と強調した。
記者会見に同席した北村政夫村長は「企業誘致の取り組みが実ってうれしい。村の活性化につながり、村のステータスも上がるはず。村に戻ってきたいという若者の雇用にもつなげたい」と期待を込めた。
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竹内製作所は東証一部上場企業。資本金36億3294万円。事業内容は建設機械の開発、製造、販売。主要製品はミニショベル(製品質量が6t未満)と油圧ショベル(同6t以上)。輸出先の主力は欧米市場。従業員数は1053人(2月末現在)。