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<小諸市議選>2023 中村美奈子氏(51)が新人の立候補者の中で”トップ当選” 全体でも2位。「市民が主役の小諸市つくりたい」

テーマ:選挙

【当選した中村氏(後列中央左)と、荻原後援会長・選対本部長(後列中央右)ら支援者

 22日投開票の小諸市議選で、南町の中村美奈子氏(51)が新人の候補者の中で、トップ当選となった。

 投票日は南町の事務所に、支援者や友人、親族ら約60人が集まり結果を待った。
 当選が決まると、ダルマの目入れや花束贈呈、万歳で祝った。
 
 荻原秀久後援会長、選対本部長(51)は「ノウハウが無い中で選挙を戦ったが、良い結果になった。小諸愛をかたちにする、目に見える成果を出してくれると期待している」と喜んだ。

 中村氏は、地元小中高校を経て、東京純心女子短期大学音楽科ピアノ専攻を卒業。
 その後は、南牧村南牧南小、長野県パトロール、ブルーマリンスポーツクラブなどで勤務。
 長女のアレルギーをきっかけにアレルギー対応のパン工房も営んだ。
 現在は、ピアノ講師と、割烹鯉料理店「花月」の副社長を務める。
 このほか役職では、市保健推進委員、しらかば幼稚園と野岸小の保護者会副会長、同小管楽部保護者会会長などを歴任。

 ふるさと小諸への恩返しや社会貢献のため政治家を志した。
 自身の経験を踏まえ、一人ひとりの幸せや健康づくりなどにつながる活動を目指すという。

 昨年9月から準備を本格化させ、選挙戦では「小諸愛をかたちに」を主張。
★具体的には
 ▽市民の幸福度をアップさせ人口を増やす
 ▽市の財力を増やす
 ▽市民の声と関心を踏まえた政策提言を増やす
 ▽老若男女全ての市民の活躍と学びの場を増やす
 ▽市の魅力と発信を増やす─などを掲げた。

 選挙期間を振り返り「支えてくれた皆さまに感謝。一方で、投票率の低さが残念で、市政に関心を持つ人を増やさなければいけないと考えている」。
 今後について「責任の重さを改めて実感し、身が引き締まる思い。市民の声を反映させ、市民が主役の小諸市を作っていきたい」と話した。