「2024年の主なニュース」! ★上田市、小諸市、東御市、長和町、青木村
テーマ:上田市ニュース
今年2023年は、5月8日から「新型コロナウイルス」が感染症法による位置付けが2類相当から5類に移行し、3年間思うようにできなかったさまざまな行事などが復活。
感染予防をしながらも徐々に以前のような日常に戻りつつある。
一方で長引くロシアによるウクライナへの侵攻、イスラエルとガザ地区武装勢力の武力衝突で、平和への脅威と原油物価高が続き、生活への影響も出ている。
地球温暖化による極端な天候は、農産物や山の生態にも影響し、クマの出没が目立ち、この地域でも人的被害が発生した。
また、昨年に続き、スポーツで明るい話題もあった。
★各市町村の重大ニュースを振り返る。
◆上田市
▽「美味だれ焼き鳥」が文化庁100年フードに認定
「100年フード」は、文化庁が地域食文化の継承などを目的に認定しており、美味(おい)だれ焼き鳥は3月3日に令和4年度分として認定された。
美味だれ焼き鳥は、「鳥正」から上田市内で広まった焼き鳥にニンニク醤油だれをかけて食すグルメを、市民有志により命名され、広く認知されるようになり、焼き鳥店だけでなく、スーパーの惣菜売場に並び、「美味だれ」が上田の土産品としても販売されている。
▽資源循環型施設(新統合ごみ焼却施設)の建設に関連し「し尿前処理下水投入施設に関する公害防止協定」と有機物リサイクル施設の「施設の設置に関する基本協定」を締結
公害防止協定は、清浄園で行う上田市のし尿処理機能を、南部終末処理場で処理するための施設建設によるもので、地元の下之条自治会と上田市、上下水道局で3月14日に締結式を行った。
これにより、資源循環型施設の建設候補地としている清浄園の廃止に向けた道筋が確実なものとなった。
有機物リサイクル施設は、焼却ごみの生ごみを減らし、計画している資源循環型施設の焼却炉の規模をコンパクトにするための鍵となる施設。
塩川の旧畜産団地下段に建設するため、建設に同意した周辺9自治会と
上田市が基本協定を3月30日に締結した。
▽丸子デマンド交通が運行開始
丸子地域で10月2日から地域循環バス「まりんこ号」に替わる公共交通としてスタートした。
予約制の乗合自動車で、丸子地域に住む人が会員登録し、停留所から停留所の移動に利用できる。運行エリアは腰越、上丸子、中丸子、下丸子、御嶽堂、生田、長瀬、塩川、藤原田。
▽上田西高の横山選手、ドラフト会議でオリックス1位指名
上田西高校3年で上田市下之条の横山聖哉選手が10月26日、プロ野球ドラフト会議でオリックス・バファローズから1位指名を受けた。
少年硬式野球連盟上田リーグに所属し、高校では1年生からベンチ入り。
内野手、投手でも活躍、今夏の甲子園に出場。
オリックス入団発表で、大リーグのレッドッソクスの吉田正尚選手の背番号、34を受け継ぎ、大きな期待が寄せられている。
▽国の「脱炭素先行地域」に選定
11月7日に上田市と民間事業者8者による、上田電鉄別所線や沿線地区のゼロカーボン実現を目指す「ローカル鉄道と市民がともに支え合う『ゼロカーボン×交通まちづくり』」の計画が、環境省の第4回「脱炭素先行地域」の公募で選定を受けた。
国の補助を受けながら太陽光発電と蓄電池、省エネ設備の導入を進め、別所線のゼロカーボン運行、災害時の対応力の強化などを計画、事業のための「地域エネルギー会社」を新設する。
◆小諸市
▽小諸ワイン50年
今年は小諸市で本格的にワインが生産されて50年の節目で、記念イベントも開催された。
市内には現在、数多くのワイナリーやブドウ農園が作られている。
国内外のコンテストで金賞を受賞する小諸産ワインも多数。
▽脱炭素先行地域に選定
4月、小諸市が国の「脱炭素先行地域」に選定されたと公表があった。
市が主な提案者で、民間事業者と大学など6者が共同提案者。 これまで市が進めてきたコンパクトシティを発展させて脱炭素まちづくりを実現させる。
▽市内初のウィスキー蒸留所、「小諸蒸留所」オープン
7月、軽井沢蒸留酒製造株式会社が運営する小諸蒸留所がオープン。
世界的なマスターブレンダーを蒸留所責任者として迎え、国内外から注目が集まるなか「最高峰のジャパニーズウィスキー造り」を目指している。
◆東御市
▽東御市移住体験交流施設102オープン
1月、和に市移住体験交流施設102がオープン。
「とうみ(103)」暮らしの「一歩手前(102)」。
長野県外から市内へ移住を希望する人に、気候や風土、生活や地域住民との交流を体験してもらい、移住定住の促進を図る。
旧和教員住宅をリフォームした。
▽交通死亡事故ゼロ1000日達成
8月、市内での交通死亡事故ゼロ1000日を合併後初めて達成。
市内には幹線道路の国道18号や浅間サンラインが通り、他地域からの流入車が多い東部湯の丸ICもある中で「交通安全推進団体などの活動」が、実を結んだ。
▽スポーツ・健康まちづくり優良自治体
11月、スポーツ庁が選ぶ「スポーツ・健康まちづくり優良自治体(スポまち!長官表彰)」で表彰された。
標高差1500mの地勢を生かしたスポーツツーリズムの取り組みが評価された。
このほか市では「ボッチャ普及」や「チャレンジデー」の参加など、市民全体でスポーツを通じた健康づくりが行われている。
◆長和町
▽道の駅「和田宿ステーション」オープン
9月、道の駅「和田宿ステーション」オープン。
平成8年から農産物直売などを行っており、2月に道の駅に登録されていた。
今年は歴史的なマツタケの不作だったが、オープン以降は来客数と売り上げが増加傾向。
▽ナワメマーケット初開催
11月、旧中山道和田宿に飲食や雑貨、古着など約30店が集まった「ナワメマーケット」が初開催。
主催は、町地域おこし協力隊の依田雛さんと上野琉花さんが立ち上げた「ナワメ社」。
和田宿のにぎわい創出とともに、空き家や空き店舗活用につなげる目標で計画した。
▽いこいの丘公園リニューアルオープン
11月、古町の「いこいの丘公園の大型遊具」などの設置が完了し、リニューアルオープン。
多世代交流促進、地域共生社会の実現、健康増進の場となることに期待が持たれている。
◆青木村
▽竹内製作所青木工場が稼働
▽五島慶太翁名誉村民称号記並びに名誉村民章贈呈式
▽青木村消防団ラッパ隊が上小消防大会団体の部で優勝