郷土料理研究家として知られる横山タカ子さんの指導で「野沢菜漬け作り」を行う! 小諸市の温泉旅館中棚荘
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小諸市の温泉旅館中棚荘はこのほど、郷土料理研究家として知られる長野市在住の横山タカ子さんの指導で「野沢菜漬け作り」を行った。
今週末から同館や敷地内の食事処「はりこし亭」で、提供する予定。
材料に、地元産野沢菜約100㎏、横山さんが用意した梅エキス入り特製呼び水(さしす)、北海道のコンブなどを使った。
漬物樽は、市内の大塚酒造の木製樽を使用している。
漬け込み作業は、横山さん、同館女将の富岡洋子さん、同館料理人らで行った。
呼び水を張った樽に、野沢菜やコンブ、塩、トウガラシなどを丁寧に入れて漬け込んでいった。
中棚荘では、10年以上、自家製の野沢菜漬けを作っていなかったという。
しかし、長年親交がある富岡さんと横山さんが懇談した時に”伝統の作り方”を教えてもらえることになった。
横山さんは「長野県で野沢菜漬けは、冬の栄養摂取に欠かせない大切な食べ物として継承されてきた。私は母から伝統の作り方を学んだ。今回の野沢菜漬けは、日本酒の樽を使っていることもあり、おいしくなる」と話した。
富岡さんは「日本酒に合う、健康的なおつまみだと思う。長野の味をお客さまに楽しんでもらえれば」と話していた。