小諸市の小諸商業高校が「singposts from kosyokara~小商からの道しるべ~」を開く! ★1、2年生が進路を考える行事。
テーマ:小諸市ニュース
小諸商業高校はこのほど、1、2年生が進路を考える行事「singposts from kosyokara~小商からの道しるべ~」を同校で開いた。
校内に企業などのブースを設け、生徒が職業などについて学ぶ行事で、昨年に続き2回目の実施。
目的は、生徒のキャリアプランニング能力の育成。
生徒が地元企業の魅力を知り業種理解を深める。
働く大人の姿から将来の自分や理想の自分を考え、目標を立てる力を育む。
企業選定など運営には、生徒の実行委員会が携わった。
今年の対象生徒は1、2年生の約220人。
ブースの数は、30カ所で、東信地域を中心としたさまざまな業種の企業や、警察や自衛隊などの行政機関が設置。
各ブースで、企業や機関から訪れた担当者が、仕事内などについて説明した。
生徒はグループに分かれ、希望したブースと、希望以外で割り振られたブース計4つのブースを回った。
「建設資材(砕石、生コン、アスコン)」や「燃料事業」などを手掛ける東御市の塩沢産業は、昨年に続き参加。
屋外ブースに、タイヤローダー、生コン車の試乗体験、生コン施工体験などを用意した。
同社建材事業本部の堀籠秀樹副本部長は「コンクリートは身近な反面通り過ぎてしまうことも多いが、用途や強さなどを学んでいただき興味を持ってもらえれば。この行事には社員も協力的で、社内士気向上につながっている」と話した。
生徒実行委員長で同校2年生の遠藤葉乃さんは、この行事について「地域の大人とコミュニケーションをとり、身近な企業や活躍する人を知る機会。みんなが将来について考えるきっかけになれば」と話していた。