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「小諸街並みフォーラム2024歴史ある町の魅力をいかした観光商業まちづくり」を開催! ☆小諸市の「本町区まちづくり推進協議会」と「市町(いちまち)有志」

テーマ:小諸市ニュース

【第1部で行われた土本教授の調査報告】

 小諸市の「本町区まちづくり推進協議会」と「市町有志」は、このほど「小諸街並みフォーラム2024歴史ある町の魅力をいかした観光商業まちづくり」を、同市市民交流センターステラホールで開いた。

 風景や歴史資産が豊富な魅力的な小諸の町を次の世代につなぐ話し合いの場。
 うまく生かせば観光商業の可能性が大きく広がると呼び掛けた。

 フォーラムは3部構成。
 1部は、市の「伝統的建造物群保存対策調査」を担当した信州大学工学部の土本俊和教授の調査報告「小諸宿の歴史的建造物・町並みの特色と魅力」。
 2部は、國學院大學観光まちづくり学部の下間久美子教授の基調講演「歴史に息づく未来の町並み」。
 3部はパネルディスカッション「小諸の歴史資産を生かした商業観光とは」。
 司会はまちづくりプランナーの荻原礼子さん、パネリスト・コメンテーターはこもろ観光局の富岡正樹理事長、そば蔵丁子庵の依田利宜社長、土本教授、下間教授。

 同協議会の清水克彦会長は冒頭あいさつで「歴史的な貴重な建物は個人で維持管理活用していくというのは非常に難しいという意見が、本町をはじめいろいろな地区から上がった。協議会の協議の中で、国の制度である重要伝統的建造物群保存地区指定に向けた申請がいいのではないかという話があり、市にもお願いに伺った」などと、経緯を説明した。

 第1部で土本教授は、令和4年度と令和5年度に実施した、本町や市町、寺や神社などの調査について報告。建物の中に入ってあらためて魅力を発見したといい、各建物や建物配置などを話した。
 そして「人々の労働の結果、土地の上で材料となった姿」「建造物には人々の労働が集積された形で貯蔵されている」という「生きる景観」をあらためて確認し「いろいろな手法を使って残していきたいところ」と述べた。
 あわせて、「かつてつくられたものが大切であると思う心、ありつづけて欲しいと思う心、守られて欲しいという心」をもって作られたものを見る視点「まなざし」が大切と説明。
 まとめとして「町並みは多様である。揃っていないから駄目なのではなく、多様なところに良いものがあると考えていくのがいいのではないか」とし、「その時に我々ができることは建物を見てあげる、建物への大切なまなざしが重要。町並みの周りやその外へのまなざしも大切」と話した。