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小諸市「蔵の粉屋大西製粉」が「寒ざらしそば粉」の販売を開始する! ☆あさって14日から。 ☆「浅間山麓の湧き水」で仕込む

テーマ:小諸市ニュース

【流水に浸さている玄そば】
【乾燥を行っているビニールハウス】

 そば粉製造販売などを手掛ける小諸市甲の「蔵の粉屋大西製粉」は、あさって14日から、浅間山麓の湧き水で仕込んだ「寒ざらしそば粉」の販売を開始する。

 寒ざらしは「玄そば(殻付きのそばの実)」を、冬の冷たい流水に一定期間浸した後、寒風にさらして乾燥させる製法。
 手間がかかるが、渋みやアクがぬけて、甘みや風味が良くなるという。

 大西製粉は、2004年、上田市武石地域の「信州せいしゅん村」と共にこの寒ざらしそば粉の製造を開始。
 それ以降も継続的に取り組み、数年前から標高約1000mの菱野温泉常盤館敷地内で仕込むようになった。

 今年は1月14日に仕込みを開始。
 菱平産1等級の玄そばをメッシュ袋に入れ、湧き水の流水に浸した。 23日、気温0度の寒さの中で袋の取り出し作業を行い、乾燥を行う下部の空いたビニールハウスに移動。

 ハウス内に、袋から出した玄そばを薄く広げ、乾燥作業に入った。
 乾燥期間は約1週間で、毎日朝夕にかき混ぜるなどして、含有水分が均等に15%になるように調整するという。
 その後、石臼挽き製粉でそば粉として仕上げる。
 今年の製造量は、そば粉販売用と飲食店提供用あわせて1トン。

 大西製粉の大西響社長は「小諸の地ならではのそば作りを行い、付加価値を高めている。寒ざらしそばはおいしいと評判なので、多くの方に喜んでもらうとともに、地域振興につながればうれしい」と話している。

 ◇ ◇

 小諸市森山の手打ちそばとうどんの店「郷ごころ」は、2月中旬の平日から、大西製粉の「寒ざらしそば粉」を、使った手打ちそばの販売を開始する。

 同店は通常、二八そばを用意しているが、寒ざらしそばは、もっと良さを引き出すために十割そばで提供する。
 平日は10食、土日は15食程度の数量限定販売とする予定。

 同店の滝澤秀樹店主は「標高が高く条件のよい場所で育ったそばを、手間暇かけてそば粉にしたとのことで、非常に期待している。地元の人をはじめ、多くの人に楽しんでもらえれば」と話した。