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<春の全国交通安全運動>2023 小諸市でも早朝、小諸署前国道18号交差点に交通指導所を設置!

テーマ:小諸市ニュース

 春の全国交通安全運動が11日から20日間の日程で始まり、11日の朝、各地で啓発活動が行われた。
 ★運動で全国重点は
 「こどもを始めとする歩行者の安全の確保」
 「横断歩行者事故の防止と安全運転意識の向上」
 「自転車のヘルメット着用と交通ルール遵守」。
 ★長野県の重点は「高齢運転者の交通事故防止」。
  県内は9日現在、交通死亡事故が今年になって14件、前年比2人減、人身事故件数は1592件で前年比3件増。

【ドライバーに啓発チラシなどを配る参加者】

 小諸市では初日の朝、小諸警察署前国道18号交差点に「交通指導所」を設置した。
 小諸警察署、小諸交通安全協会、小諸市交通安全運動推進協議会などから約90人が参加。
 のぼり旗を持って沿道に立ち、信号待ちのドライバーに啓発チラシや反射材を配るなどして交通安全を訴えた。

 今年の同署管内の人身交通事故発生件数は30件で前年比8件増、負傷者数は37人で同比12人増と増加傾向(10日現在)。

 さらに今月8日には市内で、女性がバックしてきた車にはねられて死亡する事故が発生。
 500日以上続いていた死亡事故ゼロが途切れた。

 寺島正署長は、飲酒運や無免許転などの悪質運転の撲滅を訴えるとともに「駐車は、前進で出発できる出舟駐車(バック駐車)にするなど、基本的な事故予防策も心掛けてほしい」と話した。