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小諸市が「庁内横断的」な「推進組織DX推進本部」を設置!<小諸市議会6月定例会・一般質問>2023

テーマ:小諸市ニュース

 小諸市議会6月定例会は15日、最終3日目の一般質問を行い5議員が質問した。

 

◆田邉久夫議員は、小諸市におけるDX推進について質問し、推進体制などを確認した。
 DXは、デジタルトランスフォーメーションの略称で、情報技術で人々の生活を多方面でより良い方向に変化させることを意味する。
◇市側の答弁によると、国のデジタル社会の実現に向けた基本方針に沿って、デジタル技術を活用することで市民の生活や暮らしが豊かになるように取り組みを進めている。
令和4年4月には、総務部企画課内にDX推進係を設置し、市民の利便性の向上と庁内業務効率化を目指し、全国の先進事例を研究するとともに市にとってより有効な施策の検討・実施を行っている。
 今年5月には、庁内横断的な推進組織「小諸市DX推進本部」を設置。
取り組みをより確実かつ強力に推進する組織で、副市長を本部長、各部長を本部員とする。
庁内全体の進捗確認や、横断的な取り組みの一層の推進を図る。
加えて、各部署における取組を推進するため各課長を中心とした推進会議を設置するとともに、各課に役職にかかわらない若手を中心としたDX推進委員を置いた。
 市民向けサービスとして、マイナンバーカードを利用した住民票などのコンビニ交付を早期に開始。
同じくマイナンバーカードを利用し、市の公式ホームページから住民票の写しや印鑑登録証明などの郵送請求も可能。
同様に、市役所に来庁せずに各種手続きを行えるよう、市公式ホームページに電子申請アイコンを設け、電子申請を行える手続きを集約している。 
 市税の納付については、銀行やコンビニなどの窓口支払いのほか、スマートフォンを利用したQRコード決済も始まった。
来年の夏ごろまでには、市民課と税務課の窓口においても各種証明書手数料支払いの際に、キャッシュレス決済が使用できるようになる。
 また、SNSを活用した市民向け情報発信、デジタルサイネージを用いた来訪者向け情報発信にも力を入れている。
デジタル弱者向けには、スマホ教室開催やマイナポイント取得支援などを民間と連携して取り組んでいる。
 庁内業務の効率化については、可能な限りデスクトップパソコンを持ち運び可能なノートパソコンに切り替え、会議室のWi―Fi環境を整備することで、政策会議といった庁内会議をペーパーレス化。
紙の使用を抑えるとともに、印刷製本などの時間を削減した。
各課で多くの時間を割いてきた各種会議の議事録作成には、AI文字起こしのツールを導入し、業務時間を大幅に短縮した。
あわせて、オンライン研修導入や充実化など、人材育成分野にも力を入れている。
◆また、持続可能な観光「サステナブルツーリズム」についても質問。市の産業としての今後の観光業の重要性や、懐古園を中心とした地域の伝統的な魅力を資源として継続する必要性を踏まえて考え方を確認した。
◇小泉俊博市長は「観光の魅力を保ちながら、地域の自然環境や文化遺産を守り、地域経済や社会の発展に寄与することにより、将来の世代に美しい自然や文化的な魅力を残すことが、サステナブルツーリズムと一致するところ。これからの観光にとって重要な視点と考えている」と述べた。

◆このほか質問は
 ▽竹内健一議員
  市営住宅の現状について団地の現状(空室)はどうか、入居者の年代層はどうか、近年の募集と契約状況はどうか。市営住宅入居者意識調査について、調査結果をどのように分析しているのか、課題は何か。今後の計画について、建て替えや改修はどのような計画なのか、募集停止している団地を造成して有効活用はできないか。空き家について、現況と課題について空き家の状況はどうか、更地にした場合減税措置はできないか、空き家バンクの登録件数と近年の契約状況はどうか
 ▽早川聖議員
  持続可能なまちづくりについて、安心して子どもを産み育てることができる環境づくりとして、学校給食費の無償化をすることはできないか。市民一人ひとりが健康に心がけ元気で暮らすことができるまちづくりについて、新型コロナウイルス感染症をどう乗り越えるか
 ▽掛川剛議員
  地域防災の推進についてコロナ禍後の地域防災の進め方として、新型コロナウイルス感染症などにより出遅れていた防災対策をどのように進めていくか。太陽光発電について小諸市太陽光発電施設の適正な設置及び維持管理に関する条例制定後の状況について、7月施行に向けて地域と事業者との調整をどのように進めているか。子育てしやすいまちづくりとして、子育て世代の負担軽減のために子どもの国保税均等割を無償にすることはできないか
 ▽清水みき枝議員
  小諸市第9期高齢者福祉計画・第8期介護保険事業計画の実施状況について、要支援・要介護認定者数の推移と認定率。入所型介護福祉施設の状況について、利用定員の増減と新設及び待機者の状況はどうか、次期計画にどのように反映させるか。介護人材確保及び業務効率化の推進について、多様な人材の受け入れ、業務の効率化は進んでいるか介護保険サービスの質の向上、元気な高齢者の活用はどうか。「心豊かで自立できる人が育つまち」について、小諸市の文化・芸術を身近に感じている人の割合、令和4年度市民の意識調査、コロナ禍を経た生涯学習施設の利用状況、子どもたちと地域コミュニティ(区)の関わり、小学校単位で子どもたちと地域コミュニティとの関わり─など。