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長和町が「ドア・ツー・ドア」のデマンド交通、来年4月を目標に運行開始!<長和町議会9月定例会・一般質問>2023

テーマ:長和町ニュース

 長和町議会9月定例会は1日と4日に一般質問を行い7議員が質問した。

 ◆阿部由紀子議員は、交通不便地域の解消に向けてとして、町が導入を検討しているデマンド交通について質問。
 ◇町側の答弁によると、町は来年4月を目標に「デマンド交通」の開始を予定。
 方式は「ドア・ツー・ドア」を計画。
 時刻表の概念は無く、運行エリア内、時間内であれば、希望の場所から希望の場所へ利用できる。
 運行エリアは、現在運行している巡回バスのエリア想定。
 主な利用目的は、交通弱者の買い物や通院、通学を見込む。
 料金は運行距離に応じて決定する。
 予算は、今年度巡回バスの運行委託を行っている予算の範囲内として、約6000万円以内。
 台数は、現在運行している巡回バス8台を、デマンドバスとして使用する。
 今後、原案がまとまり次第「長和町公共交通審議会」に諮るとともに、学校関係者にも相談し準備を進める。
 運行開始は実証実験を含めており、運行開始後に利用者の声を聞き、反映させる。
 ◆また、阿部議員は、長和町に住むメリットを高めるため上田、佐久、諏訪の多方面へルートの充実や、通学や部活動の送り迎えの負担軽減による子育て世代支援の役割の想定などの要望を行った。


 ◆原田恵召議員は、スキーヤーオンリーのスキー場となっている「ブランシュたかやまスキーリゾート」のスノーボードについて質問。
 ◇羽田健一郎町長は、運営会社の株式会社マウント長和の意向を踏まえ「スキーヤーのみにこだわっていると、スキー場の存続にも影響する可能性がある。マウント長和においてしっかりと議論を重ねていただくと共に、どういった経営方針が良いか、町としてもマウント長和と検討していきたい」と答弁。
 昨年、原田議員が同じ質問をしており、その際はスキーヤーオンリーの方向継続の意向を示したが、今回は「スノーボード解禁を検討」する内容に変わった。
 町によると、かつてはマナーの悪いボーダーの影響で、ボーダーがいると危ないという認識を持つ人が多く、ブランシュたかやまではスキーヤーオンリーの体制を貫いてきた。
 一方、現在はボーダーの意識が向上し、スノーボードによる大事故や大けがも減少するなど状況が変化している。
 ◆原田議員は、スキーヤーオンリーを好んでいた層が減るが、ボーダーにより入場者が増え売り上げが伸びるという意見を述べ、早期スノーボード解禁を要望。
 安全面を考慮すればスキーとスノーボードの共存が可能、両方ができればペンション経営者も誘客しやすくなるという旨の考えを説明した。
 また、休業している民間企業所有のエコーバレースキー場の現状も確認。
 休業後、町や商工観光関係者による働きがけ、地元住民による運営会社の設立検討、現運営関係者による複数の事業者との交渉が続けられてきた。しかし、次のシーズンも再開されない見込み。

◆このほかの質問は
 ▽阿部議員は、SDGs―男女共同参画の現状と今後。町民と共有する自主防災知識
 ▽佐藤恵一議員は、荒廃農地の草刈り補助、解消策、獣害対策。長野県みどりの食料システム戦略を里山にどう取り入れるか。小水力発電の進捗状況、再エネ事業の収益が地域にとどまるか
 ▽田福光規議員は、マイナンバーカード登録の現状と問題点、今後の課題。加齢性難聴者の補聴器購入助成。帯状疱疹予防ワクチン接種への助成の実施について
 ▽渡辺久人議員は、公共施設等の安全性保育所。放課後児童クラブ等の「安全計画」
 ▽龍野一幸議員は、ハザードマップから見る防災減災。鳥獣害対策
 ▽原田議員は、職員採用の要件と職員の町外転出など。買い物難民対策。長久保信号機の右折レーン延長
 ▽荻野友一議員、長和町の観光振興策─など。