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「東信地域輸出米セミナー」を東御市中央公民館で開く! ★「長野県農業再生協議会上田地方部」 ★長野県が25日から2月8日まで「台湾の百貨店で売り込み」

テーマ:とうみニュース

【風土Linkの笹平さん】

 長野県農業再生協議会上田地方部は、このほど「高く評価されている長野県産米の輸出拡大」に向け「東信地域輸出米セミナー」を、東御市中央公民館で開いた。

 人口減少などによる国内消費の落ち込みの中で、海外での日本食の広がりなどから需要が増加している。

 県農政部では、民間事業者と連携して「販路開拓・輸出拡大」に取り組み、海外でPR活動を実施。
 県産米の輸出額が2016年度に5478万円余だったが、年々増加して2022年度は2億2893万円余になった。
 今年度から5年間の「海外で稼ぐNAGANO農産物輸出拡大プロジェクト」として、2027年度には米の輸出総額を3・8億円に拡大する目標を掲げている。

 昨年9月には台湾のバイヤーを招き、産地の視察やフォーラムを行った。
バイヤーからは県産米が高く評価された。
 来年度はアメリカのハワイをターゲットに新規販路開拓を行う方針。
 産地と輸出入事業者の連携を強化。
 効果的なプロモーション活動を継続。
 輸出先国のニーズに応える輸出米の確保が必要になっている。

 県産米の輸出に取り組む東御市八重原の米生産者でつくる「風土Link㈱」の取り組みを、代表取締役の笹平達也さん、取締役の柳澤謙太郎さんと白倉卓馬さんが発表。
 輸出は12年ほど前から当初、八重原の米農家だけで取り組み、手ごたえがあった
このことから、風土Linkを立ち上げた。
長野県内に呼び掛けて16人の生産者が参加して60トンの輸出からスタート。
 昨年は48人、729トンを輸出し、県全体の輸出量の半分ほどになっている。
 昨年は猛暑などの天候で各地の産地が品質を落とす中、長野県はそれほど落ちることがなく、品質の良さをアピールすることができたという。
 輸出に取り組んだ当初は補助金がなかった・
しかし、現在は手厚い補助がついており、輸出に取り組むと10アール当たりの補助額の合計が5万3000円から6万3000円程度になる。
 米輸出の条件が良く、風土Linkで参加農業者をサポート。参加のための条件としては輸送コストから「一定数量(地域でまとめることも可)」が必要だとしている。
 詳細は風土Linkのホームページで紹介。

 米穀卸売業の木徳神糧㈱からは、輸出米が増加している状況などを説明。
 国の補助金についての説明もあり、会場からの質問にも応じた。

◆県産輸出米拡大へ生 産 者 ら が台湾で売り込み

 長野県は25日から2月8日まで、県産輸出米の拡大のため台湾の百貨店で、上田市、東御市などの生産者が参加する売り込みを行う。

 海外で稼ぐ農産物輸出のため、昨年9月に県は台湾のバイヤーを招へい。
その結果、春節前の商戦機会をとらえた売り込みを台北市にある「大葉高島屋」内の輸入スーパーで行う。
 主催は県と業務委託の木徳神糧㈱、輸入事業者の宇進實業股份有限公司。
 販売するのは「長野こしひかり」。
 食味アンケート調査や、ノベルティグッズ配布を行う。
 27日に生産者が参加する店頭販売活動を行う予定。
 参加するのは東御市の風土Link㈱、上田市の荒井農園など3生産者。