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東御市祢津で伝統の「祢津祇園」が行われる! ★5年ぶりに「けんか神輿」の歴史がある「神輿巡行」。

テーマ:とうみニュース

【西宮の神輿】
【東町の中神輿】

【祢津小金管バンド】

 東御市祢津でこのほど、伝統の「祢津祇園」が行われた。
 5年ぶりに「けんか神輿」の歴史がある「神輿巡行」が行われた。

 江戸時代から続くとされる伝統行事。
 無病息災や五穀豊穣を願う。
 夕方から夜にかけて、祢津の東町と西宮がそれぞれ神輿を担いで地区内進む。

 神輿の形状は東西ともに6角形で共通だが、装飾は異なる。

 西宮の大神輿は、領主久松家の梅鉢紋、見事な彫り物、飾り金具などがあしらわれ、荘厳な風格。

 東町の大神輿は黒の漆塗りで、見るからに重そうで丈夫な、立派な神輿。当初は朱の漆塗だったが、重すぎて直した際に黒となった。

 西宮の大神輿は殿様から拝領したもので、当初は東西共にこの神輿を担いでいた。
ところが、東西には張り合う文化があり、揉め事も起こったとなどから、明治10年頃に東町が自分たちの神輿を持った。
以降、東西の神輿が激しくぶつかり合う「けんか神輿」が始まった。

 近年は、時代に合わせ、徐々に「見せる神輿」へと変化しているが、住民は以前と同様に元気よく神輿を担ぎ、活気あふれる見せ場を作っている。
 
 昨年まで「新型コロナ」の影響で神事のみの実施だったが、今年は神輿が復活。
 子どもみこしや、祢津小金管バンド約50人の行進、屋台出店などもありにぎわった。

 西宮の髙橋哲夫神社委員長は「地元住民のお祭りなので、久しぶりに開催出来てよかった。実際に神輿をみると、やっぱりいいものだとあらためて思う」。

 東町の堀口正男祭典委員長は「楽しんでもらう祭りにしようと準備を進めた。子どもたちの思い出になり、魅力を感じてもらえればうれしい」などと話していた。