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「東御市二十歳を祝う会」2025を開く! ☆対象者の半数を超える203人が出席、大人としての決意を新たに

テーマ:とうみニュース

【成澤実行委員長】
【櫻井さん】
【大塚さん】
【市民憲章を唱和する参加者】

 東御市で15日、従来の成人式にあたる「二十歳を祝う会」が東御市文化会館で開く。
 対象者の半数を超える203人が出席、大人としての決意を新たにした。
 主催は、二十歳を祝う会実行委員会(成澤琉偉実行委員長、11人)と東御市公民館。

 2005年4月2日から2006年4月1日に生まれた人が対象で、中学2年の冬に新型コロナのパンデミックが発生し、通時用とは違う学校生活を余儀なくされた。

 サマードレスや着物、スーツ姿などの若者が集い、受付スペースでは、記念写真が撮れるグッズやスペースなどが準備され、消防団への入団をPRするブースもあった。
 開式前までは再会などで賑やかな会場だったが、開会アトラクションの演奏が始まると静かに聴き入り、市民憲章唱和も全員で整然と行った。
 演奏は、東御市出身でサクソフォン奏者の山本直哉さん、上田市出身でピアニストの町田莉佳さん。

 原澤利明公民館長は「二十歳という節目を祝い、ここまで皆さんを育んでくれた家族や先生、地域社会の皆さんに感謝し、社会の一役を担う大人としての自覚、誇りをしっかり持ってほしい。中学3年生だった令和2年度、新型コロナの流行で、修学旅行は短縮され、部活動の集大成の大会が中止になり、県大会、全国大会を目指した皆さんには、どんなにつらかったと思います。しかし、大変前向きに受け止めて乗り越えてくれた。起きたことは、どんなに悔やんでも少しも役に立ちません。前を向いて生きる方が人生を豊かにする。真実とフェイクニュースが錯綜する現代で、的確に判断するのは皆さんの世代です。これからの日本、社会を背負って立つ皆さんに期待している」とあいさつ。 

 大学2年生の成澤実行委員長は「今日という日を分かち合えるのは大変貴重で、喜ばしく感じています。新型コロナで学校生活にさまざまな制約があり、無力感や葛藤する時もあったが、全てが無駄ではなく、仲間たちがいたからこそ、乗り越えた一つひとつの経験が私たちをつくってくれた。大人としての第一歩を踏み出す今、未来に向かって進みたい」と話し、これまで支えてくれた人々への感謝を語った。  

 来賓で花岡利夫市長らが祝辞、各中学校の卒業式などの思い出ビデオの上映もあり、実行委員の櫻井壮太さんと大塚穏水さんが、20歳を迎えての意見発表を行った。

 櫻井さんは「18歳で成人とされているが、社会的責任や自己責任が重くなる20歳には大きな意味がある」とし、コロナ禍での中学・高校生活の思い出を語りながら「専門学校に通い、公務員を目指している。先生から言われた『人生はありがとうを集める旅である』という言葉が強く印象に残っている。これまで多くの人に支えられ、ありがとうと言う立場でした。これからの人生は、感謝を伝えながらも、人の役に立てるように成長したい」。

 大塚さんは、これまで支えてくれた人々に感謝を語りながら「この東御市で生まれ、成長できて良かった。20歳の節目の年、支えられる側から、支える側になると考えている。神奈川で大学生活をしているが、将来は東御市に帰ってこようと思っている。今までお世話になった方々に感謝を返したい」とそれぞれ語った。